JA共済連和歌山は地域農業の振興と農業経営安定化の支援を目的に、将来の農業の担い手を育成している県立農林大学校(伊都郡かつらぎ町)と、農業系の学科を持つ県立紀北農芸高等学校(伊都郡かつらぎ町)・県立有田中央高等学校(有田郡有田川町)・県立南部高等学校(日高郡みなべ町)・県立熊野高等学校(西牟婁郡上富田町)の県立高校4校に実習用の農機具を寄贈しました。本取り組みは、平成30年度から継続しているものです。

 県立農林大学校には農薬散布ドローンや高所作業機など、県立高校にはミニバックホーやウッドチッパーなど各校で選定された機器を合計19品目を寄贈し、3月25日(木)に県立農林大学校で農機具等実習用機材の寄贈式を行いました。寄贈式では、JA共済連和歌山県本部運営委員会の副会長が「農業の未来を担う学生たちの学ぶ環境が更に向上し、和歌山県農業の担い手育成にお役立ていただければ幸い」と挨拶した後、県立農林大学校の学生代表へ目録を手渡し、県知事からの感謝状を受け取りました。また、和歌山県教育委員会の教育長から「農業関連に良い人材を輩出できるよう、教育に力を入れたい」と謝辞をいただきました。

 JA共済連和歌山は、今後も組合員や地域の皆さまが健康で安心して暮らせる環境づくりをめざし、地域貢献活動に取り組んでまいります。

2021年3月