栃木県地域貢献活動のご紹介

生活に困窮する学生・子どもを支援するため、食糧品を寄贈

寄贈式の様子。国立宇都宮大学の学長より感謝状をいただきました

生活に困窮する学生たちに栃木県産コシヒカリの「パックご飯」を寄贈

 JA共済連栃木は、コロナ禍や物価高騰によって生活が困窮する学生や子どもたちを支援するため、国立宇都宮大学(宇都宮市)に栃木県産コシヒカリの「パックご飯」2,880食分、県内のフードバンクや子ども食堂にも精米を寄贈しました。国立宇都宮大学への寄贈品は、令和51月から希望する生徒へ配布されています。

 国立宇都宮大学で行われた寄贈式では、学長がJA共済連栃木の本部長へ感謝状を手渡し、コロナ禍における大学運営や学生生活の難しさをお話しいただくとともに、「寄贈は学生の大きな支援になる。教職員一同、学生たちが自ら学び、成長できるようにしっかりと支援していく」との声をいただきました。

 JA共済連栃木は今後、各支援先への寄贈回数を増やし、未来ある学生・子どもたちが安心して暮らせる地域社会づくりに貢献してまいります。

令和412月~令和53

次代の農業者育成に貢献すべく、県立農業大学校へ実習用農業機械を寄贈

寄贈した農業機械を前に目を輝かせる学生たち

新しい農業機械の試運転をしています

 JA共済連栃木は、地域における次代の農業者(担い手)育成に貢献することを目的に、県立農業大学校(宇都宮市)に対してロボット草刈り機2台、スイング式法面草刈り機1台、クローラースプレイヤー1台、運搬車2台を寄贈しました。

 県立農業大学校の学生たちは「果樹園の下草刈りは労力がいる作業なので、ロボット草刈り機はとても有効。将来、就農する際の参考になると思う」と、寄贈品を実習で活用することを楽しみにしているようでした。また、県知事からは「実習用農機を、次代を担う意欲ある農業経営者の育成に結び付けたい」とのお言葉をいただきました。

 JA共済連栃木は、本取り組みにより学生たちが農業機械に慣れ、就農後の農業経営に役立つことを期待するとともに、農業大学で多くの学生が学びを深め、次代の担い手として県内で就農いただけるよう今後もJA共済、そしてJAグループ全体で支援してまいります。

2021年10月

未来の農業者育成のために農業関連学校に農業実習用機械を寄贈

令和元年10月8日(火)、栃木県立農業大学校グラウンド(宇都宮市)で行われたトラクターエンジン始動式。本田勉校長、栃木県本部運営委員会の髙橋武会長、栃木県本部荒井秀明本部長ら(最前列左から3人目、4人目、5人目)が出席

 JA共済連栃木は、栃木県立農業大学校(宇都宮市)および栃木県内の農業関連高校8校に対して、次代を担う農業者の育成に貢献することを目的とし、農業実習で活用していただくため、乗用溝切機や自動選別計量器、低温貯蔵庫、トラクターなど計15品目の農業機械・器具を寄贈しました。

 寄贈先の各学校長からは「機械を大切に扱い、今後の生徒の教育に大きく役立て、地域の農業者育成につなげていきたい」、「環境の保護を意識して利用し、学校内だけでなく地域にも還元したい」、「寄贈された機械は栽培には欠かせない。将来、生徒らが地域農業で活躍できるような人材に育てるためにもしっかり活用したい」などの感謝の言葉をいただきました。また、生徒からは「農業を学ぶ生徒たちで大切に利用させていただく。果樹分会では主に梨の貯蔵や学校祭での一般販売のための保管に有効利用したい」など、積極的な姿勢を感じることができました。

 JA共済連栃木は、卒業後に1人でも多くの方に就農してもらうために、今後もより充実した実習を行える環境づくりに取り組んでまいります。

令和元年10月