JA共済連和歌山は、平成30年度に引き続き、地域農業の振興と農業経営安定化の支援を目的として将来の農業の担い手を育成している農林大学校と、紀北農芸・有田中央・南部・熊野の農業系の学科を持つ県立高校4校に、実習用の農機具を寄贈しました。今年度の寄贈品は、ミニバックホーやハウス内ICT環境制御装置等、各校で選定された機器計13品目です。

 令和2年3月26日(木)に和歌山県農林大学校(伊都郡かつらぎ町)で行われた寄贈式では、JA共済連和歌山運営委員会の次本圭吾副会長から県農林水産部の角谷博史部長に目録が手渡され、仁坂吉伸県知事からの感謝状を受け取りました。
 また、次本副会長が「農業の未来を担う学生たちが学ぶ環境のさらなる向上に期待するとともに、和歌山県農業の担い手育成にお役立ていただければ幸いです」と挨拶し、県教育委員会の宮﨑泉教育長から「高校入試では、農業系の県立学校の体制を見直す必要がある中で、昨年に引き続き今年度も農機具を寄贈していただいた。農業科の人気が出るよう、今後も県とともに取り組んでいただきたい」と謝辞をいただきました。

 JA共済連和歌山は、組合員や地域の皆さまが健康で安心して暮らせる豊かな環境づくりをめざし、これからも地域貢献活動に取り組んでまいります。

令和2年3月