森林資源が豊かな和歌山県は、古来より「木の国」と呼ばれてきました。しかし近年は林業の規模縮小などにより、手入れが不十分な森林が増えることが心配されています。そのため、和歌山県では平成14年度から「企業の森」事業が開始されました。これは企業・団体が社会貢献活動として森林環境保全に取り組んでいく事業で、平成29年3月現在、76の企業・団体が参加しています。
JA共済連和歌山は平成19年度に参加し、「JA共済 絆の森」と名付けた県中部の日高川町の1ヘクタールの森にコナラ、ヤマザクラ、ヤマモミジなどの広葉樹1,900本を植林し、その後、毎年全職員で下草刈り活動を続けてきました。
11年目となる平成29年度は7月8日(土)に全職員が参加して下草刈りを行いました。この環境保全活動によって地元との交流も深まり、今では地域に根付いた活動となっています。
JA共済連和歌山では、今後も「JA共済 絆の森」に力を入れ、森林環境保全に取り組んでいきます。

平成29年7月