島根県地域貢献活動のご紹介

川本警察署と、ドライブレコーダーの活用に関する協定を締結

ドライブレコーダーを搭載したJAしまね 島根おおち地区本部の公用車

記録映像は必要に応じて島根県警 川本警察署へ提供。地域の防犯活動に役立てられます

 JAしまね 島根おおち地区本部と島根県警 川本警察署は20171213日(水)、ドライブレコーダーの活用に関する協定を締結しました。この協定は、必要に応じてJAが同署に記録映像を提供し、事件事故の捜査や災害の危機管理、地域の防犯活動に役立ててもらうための取組みです。

 ドライブレコーダーは、「動く防犯カメラ」として犯罪や事故の抑止効果が期待でき、本協定は地域の安全・安心に寄与したいという思いから実現したもの。JAしまね 島根おおち地区本部(邑智郡および江津市桜江町)では、2017年秋から公用車への導入を随時進めており、同年12月には50台を導入。今後も計画的に公用車に設置を進めていく予定です。

 協定締結後、川本警察署長から「百聞は一件にしかずで、協定の締結は心強い」といった感謝の言葉もいただき、地域に根付いた事業を行うJAの強みを活かした取組みとなりました。また、ドライブレコーダーを取り付けたことにより、職員の地域づくり・交通安全に対する更なる意識向上にもつながりました。

 JAしまねでは今後もこのような活動を通じて、組合員・利用者、また地域の皆さまが安心して豊かに暮らせる地域づくりに貢献していきます。

201712

農業生産の拡大を目指し、技術指導のセミナーを実施

左から技術顧問の増田氏と農事組合法人角井営農組合の三嶋組合長

トマトの水管理の手法と結実の成果についてご指導いただきました

もみ殻を利用した育苗培土(左)と粒状培土(右)での根量の違いを比較

収量調査の調査株を眺める三嶋組合長。土壌中の酸素量が植物の根の生長に大きく影響し、収量を大きく左右することを増田氏の指導のもと実践しました

 JAしまねは、20174月からJAしまね雲南地区本部(雲南市)にて、農業技術研究家の増田茂氏を技術顧問に招き園芸作物や水稲の生産技術の指導・セミナーを実施しています。本活動は、JAが取り組んでいる「農業者の所得拡大」「農業生産の拡大」 「地域の活性化」の実践と、中山間地域で農家が生き残っていくために、JAしまね雲南地区本部の役職員や農事組合法人等を対象に実施しています。

 JAしまね雲南地区本部のエリアは「仁多米」を産出する良質米の産地です。増田氏は系統の培地メーカーの技術顧問でもあり、セミナー実施当初は、技術指導に関わるJAの指導員の技術が伴わず、協力農家に負担を負わせてしまう場面もありました。しかし農家の方々の協力のもと、植物に向き合う姿勢の大切さを理解することができました。今では水稲・園芸作物で安定した収量が取れるようになり、協力農家の皆さまからは「今後も引き続き技術指導をお願いしたい」との暖かい感謝の言葉をいただきました。

 現在、中山間地域では農業に関するさまざまな問題を抱えています。農業を主とした生業では収入が少なく生活が厳しく、若者たちが収入を求めて町部に出て行ってしまう。農地を守るにも高齢化が進んでおり労働力が足りず、荒廃地が増え続けている。そのような時代であるからこそ、イノベーション(技術革新)を起こす必要があると私たちは考えます。 「米と何をどのように栽培したら明日もここで生きていけるのか」

 JAしまねでは「農業をもって地域を活性化する」ことを目指し、これからも技術指導の普及活動を通して農家とともに日本の農業の明るい未来のために尽力していきます。

20192

農業の担い手の方の健康を守る「担い手人間ドック」を実施

身近なJAで受診できる「巡回担い手ドック」

検査の様子。待ち時間がほとんどなく受診可能です

 JAしまねはJA島根厚生連と連携し、農業の担い手の方を対象とした人間ドック「担い手ドック」に取り組んでいます。この活動は、担い手が健康で永く生産活動に携わっていただくために必要な健康管理維持・増進を目的に実施しているもの。本活動実施のご案内は、JAしまねTACによる担い手訪問時に行っています。この「担い手ドック」は、①農閑期に身近な場所で人間ドックが受診できる、②JAオリジナルの充実した検査内容、③JAしまね農業支援事業の助成により安価、④総合病院では半日以上かかるドックが約1時間で終了するという4つの特徴があり、受診した方から好評をいただいています。

 2017年度はJAしまね内の11地区本部で、計1,042人に受診いただきました(2016年度は898人)。受診した方からは「これは良い。来年度も予約する」「おかげで病気が早期に見つかって助かったわ」など、多くの喜びの声をJAしまねTACにお寄せいただきました。

 一方で、2015年度担い手向けアンケートでは担い手の約45%の方が毎年検診を受けていないという結果が分かり、担い手の方の受診環境はまだ十分とはいえません。JAしまねは、これからも「担い手ドック」を通じて担い手の方に受診機会を提供し、皆さまが元気でご活躍いただけるよう地域・農業の活性化に貢献していきたいと考えています。

20174月~20183

島根県の地域貢献活動

川本警察署と、ドライブレコーダーの活用に関する協定を締結

ドライブレコーダーを搭載したJAしまね 島根おおち地区本部の公用車

記録映像は必要に応じて島根県警 川本警察署へ提供。地域の防犯活動に役立てられます

 JAしまね 島根おおち地区本部と島根県警 川本警察署は20171213日(水)、ドライブレコーダーの活用に関する協定を締結しました。この協定は、必要に応じてJAが同署に記録映像を提供し、事件事故の捜査や災害の危機管理、地域の防犯活動に役立ててもらうための取組みです。

 ドライブレコーダーは、「動く防犯カメラ」として犯罪や事故の抑止効果が期待でき、本協定は地域の安全・安心に寄与したいという思いから実現したもの。JAしまね 島根おおち地区本部(邑智郡および江津市桜江町)では、2017年秋から公用車への導入を随時進めており、同年12月には50台を導入。今後も計画的に公用車に設置を進めていく予定です。

 協定締結後、川本警察署長から「百聞は一件にしかずで、協定の締結は心強い」といった感謝の言葉もいただき、地域に根付いた事業を行うJAの強みを活かした取組みとなりました。また、ドライブレコーダーを取り付けたことにより、職員の地域づくり・交通安全に対する更なる意識向上にもつながりました。

 JAしまねでは今後もこのような活動を通じて、組合員・利用者、また地域の皆さまが安心して豊かに暮らせる地域づくりに貢献していきます。

201712

農業生産の拡大を目指し、技術指導のセミナーを実施

左から技術顧問の増田氏と農事組合法人角井営農組合の三嶋組合長

トマトの水管理の手法と結実の成果についてご指導いただきました

もみ殻を利用した育苗培土(左)と粒状培土(右)での根量の違いを比較

収量調査の調査株を眺める三嶋組合長。土壌中の酸素量が植物の根の生長に大きく影響し、収量を大きく左右することを増田氏の指導のもと実践しました

 JAしまねは、20174月からJAしまね雲南地区本部(雲南市)にて、農業技術研究家の増田茂氏を技術顧問に招き園芸作物や水稲の生産技術の指導・セミナーを実施しています。本活動は、JAが取り組んでいる「農業者の所得拡大」「農業生産の拡大」 「地域の活性化」の実践と、中山間地域で農家が生き残っていくために、JAしまね雲南地区本部の役職員や農事組合法人等を対象に実施しています。

 JAしまね雲南地区本部のエリアは「仁多米」を産出する良質米の産地です。増田氏は系統の培地メーカーの技術顧問でもあり、セミナー実施当初は、技術指導に関わるJAの指導員の技術が伴わず、協力農家に負担を負わせてしまう場面もありました。しかし農家の方々の協力のもと、植物に向き合う姿勢の大切さを理解することができました。今では水稲・園芸作物で安定した収量が取れるようになり、協力農家の皆さまからは「今後も引き続き技術指導をお願いしたい」との暖かい感謝の言葉をいただきました。

 現在、中山間地域では農業に関するさまざまな問題を抱えています。農業を主とした生業では収入が少なく生活が厳しく、若者たちが収入を求めて町部に出て行ってしまう。農地を守るにも高齢化が進んでおり労働力が足りず、荒廃地が増え続けている。そのような時代であるからこそ、イノベーション(技術革新)を起こす必要があると私たちは考えます。 「米と何をどのように栽培したら明日もここで生きていけるのか」

 JAしまねでは「農業をもって地域を活性化する」ことを目指し、これからも技術指導の普及活動を通して農家とともに日本の農業の明るい未来のために尽力していきます。

20192

農業の担い手の方の健康を守る「担い手人間ドック」を実施

身近なJAで受診できる「巡回担い手ドック」

検査の様子。待ち時間がほとんどなく受診可能です

 JAしまねはJA島根厚生連と連携し、農業の担い手の方を対象とした人間ドック「担い手ドック」に取り組んでいます。この活動は、担い手が健康で永く生産活動に携わっていただくために必要な健康管理維持・増進を目的に実施しているもの。本活動実施のご案内は、JAしまねTACによる担い手訪問時に行っています。この「担い手ドック」は、①農閑期に身近な場所で人間ドックが受診できる、②JAオリジナルの充実した検査内容、③JAしまね農業支援事業の助成により安価、④総合病院では半日以上かかるドックが約1時間で終了するという4つの特徴があり、受診した方から好評をいただいています。

 2017年度はJAしまね内の11地区本部で、計1,042人に受診いただきました(2016年度は898人)。受診した方からは「これは良い。来年度も予約する」「おかげで病気が早期に見つかって助かったわ」など、多くの喜びの声をJAしまねTACにお寄せいただきました。

 一方で、2015年度担い手向けアンケートでは担い手の約45%の方が毎年検診を受けていないという結果が分かり、担い手の方の受診環境はまだ十分とはいえません。JAしまねは、これからも「担い手ドック」を通じて担い手の方に受診機会を提供し、皆さまが元気でご活躍いただけるよう地域・農業の活性化に貢献していきたいと考えています。

20174月~20183