JAしまねはJA島根厚生連と連携し、農業の担い手の方を対象とした人間ドック「担い手ドック」に取り組んでいます。この活動は、担い手が健康で永く生産活動に携わっていただくために必要な健康管理維持・増進を目的に実施しているもの。本活動実施のご案内は、JAしまねTACによる担い手訪問時に行っています。この「担い手ドック」は、①農閑期に身近な場所で人間ドックが受診できる、②JAオリジナルの充実した検査内容、③JAしまね農業支援事業の助成により安価、④総合病院では半日以上かかるドックが約1時間で終了するという4つの特徴があり、受診した方から好評をいただいています。
2017年度はJAしまね内の11地区本部で、計1,042人に受診いただきました(2016年度は898人)。受診した方からは「これは良い。来年度も予約する」「おかげで病気が早期に見つかって助かったわ」など、多くの喜びの声をJAしまねTACにお寄せいただきました。
一方で、2015年度担い手向けアンケートでは担い手の約45%の方が“毎年検診を受けていない”という結果が分かり、担い手の方の受診環境はまだ十分とはいえません。JAしまねは、これからも「担い手ドック」を通じて担い手の方に受診機会を提供し、皆さまが元気でご活躍いただけるよう地域・農業の活性化に貢献していきたいと考えています。
2017年4月~2018年3月