JA共済連大阪は2018年9月2日(日)に、「家族で楽しく防災を学ぼう!」をテーマに、いつ発生するかわからない地震等への防災対策について学ぶ「防災フェスタ2018 in OSAKA」を開催。会場のアジア太平洋トレードセンター(大阪市)には約12,000人が来場しました。
 このイベントは、大阪府が防災の日にちなみ、毎年9月に実施している「大阪880万人訓練」に先駆け、大阪府・大阪市の特別協力のもと、JA共済連大阪が特別協賛。他の協賛企業とともに防災について地域の方々、家族で楽しく学び、啓発する活動として企画し、来場者には「大阪防災ガイド 2018」や非常食の「農協の飲めるごはん」を配布しました。

 「大阪防災ガイド 2018」は大阪府危機管理室協力の下、大阪府北部地震を経験して大阪府としての防災(主に大規模地震)への取組みや地震発生時の行動や避難方法、いざという時のために日ごろから確認しておくこと、災害情報の確認方法などを掲載した冊子です。
 「農協の飲めるごはん」は地元JA(JA北大阪)が開発した、お米・はとむぎ・小豆を主原料とする穀物飲料。水や加熱が不要なため、開封後すぐに食することができ、5年間の長期保存が可能な備蓄食です。これらを来場者へ配布することで災害に備えた意識の向上を呼びかけました。 
 会場のメインステージではFM OH!による防災特別番組(ゲスト:スザンヌさん、少年防災士)の公開収録や、JA共済のイメージキャラクターひとのわグマをはじめ、もずやん(大阪府)・くまモン(熊本県)等キャラクター15体による防災啓発活動および写真撮影会が行われ大盛況でした。
 そしてイベントコーナーでは会場をファーム(農場)に見立て、大阪産野菜・果物を使用したスムージーの配布、採れたて農産物直売所マップの配布、野菜(模型)すくい、野菜の折り紙教室を開催しました。
 来場された皆さまからは 「イベントでの経験を活かして、家族で今後起こる災害に備えたいと思います」との言葉をいただきました。「農協の飲めるごはん」にも興味を持たれ、職員の説明に熱心に耳を傾けられていました。災害が多発する現在、防災意識のさらなる向上と非常時に備える知識について、多くのご家族に楽しく学んでいただき、災害に備えるきっかけ作りができたと思います。

 JA共済連大阪ではこれからも地域に根差したさまざまな活動を実施し、地域の皆さまが安心して暮らすことができる社会づくりに取り組んでいきたいと思います。

2018年9月