JA共済連青森は、平成29年9月1日(金)、交通事故未然防止活動の一環として、青森県警察本部に「交通安全危険予測シミュレーター(歩行者編)」3台を寄贈しました。この活動は昨今の歩行中の死亡事故のうち、半数以上が高齢者の横断中の事故であることから、特に高齢者の交通安全意識を高めてもらうために行われたものです。県警察本部で行われた寄贈式では、JA共済連青森・小山主税本部長から県警察本部上田修交通部長に目録などが手渡されました。式典終了後にはシミュレーターの実演が行われ、交通安全シルバー先生や交通安全母の会のメンバーらが、車の陰から出現する自転車やバイクなど、歩行中に起こりうる事故の危険を疑似体験しました。このシミュレーターはバーチャル空間の市街地の中を歩くことで、危険予測の能力を高めることを目的に開発されたものです。足踏みや腕振りをして歩行することで、手を上げると画面の中の自動車が反応して停止するといったさまざまな機能を備えています。
シミュレーターは県内3か所の警察署に設置され、地域の交通安全教室などにおいて、高齢者のみならず子どもから大人まで多くの方々に体験いただきたいと思います。JA共済連青森は、これからも高齢者と子どもに優しい、交通事故のない地域社会づくりに貢献してまいります。
平成29年9月