JAあまみ知名事業本部は、2018年11月9日(金)から、知名町内の小中学校(小学校4校・中学校2校)で「JAあまみ知名事業本部 ポテトスクール」を実施しました。この活動は、地元の特産であるバレイショ種芋と肥料をJAが無償提供し、児童・生徒の皆さんに種芋切りから植え付け、育成から収穫まで沖永良部の農業を年間を通じて体験してもらうもので、子どもたちへの食農教育や新規就農者・後継者育成を目的としています。

 年間を通じた農業体験では、農業の楽しさだけでなく、暖冬で雨が多く腐れイモが多かったことや雨で掘り取り日が延期になるなど、農業の大変さも子どもたちに伝えることができました。体験した生徒からは「これからは、農家さんが一生懸命つくってくださった農産物を今まで以上に感謝の気持ちをもっていただきたい」などの声が聞かれ、作物を収穫する喜びや地場産食材のおいしさを知り、安心・安全な食に対する子どもたちの認識を高める機会となりました。

 私たちは、子どもたちが自分たちの手で農作物を育て、収穫し、その食材のおいしさを味わう一貫した農業体験により、農作物をつくる農家の苦労や喜び、食の大切さを知るきっかけになることを願っています。JA共済連鹿児島は、これからも未来の地域農業を担う次世代に向けた取り組みを支援してまいります。

2018年11月~