JA共済連兵庫は阪神淡路大震災から28年を迎えた令和51月、兵庫県へ117万円分の備蓄食料を寄贈しました。本取り組みは、震災の記憶・教訓の風化や次代への継承が課題になる中、「1・17を忘れない。あの日の教訓を風化させない」という想いのもとで、災害に強いまちづくりに向けた防災・減災活動の一環として実施しました。寄贈した食料は、大規模災害の発生時に生死を分けるタイムリミットと言われる72時間、被災地の消防と協力して活動する緊急消防援助隊の活動支援用に備蓄されます。

 令和51月に兵庫県災害対策センター(神戸市)で行われた寄贈式では、JA共済連兵庫運営委員会の会長が兵庫県の防災監に目録を手渡し、「大規模かつ多発化する自然災害に役立ててほしい」との想いを伝えました。防災監からは「少しの間も惜しんで活動する緊急消防援助隊の活動支援として、災害時に役立てたい」との声とともに県知事からの感謝状をいただきました。

 JA共済連兵庫は、阪神淡路大震災から30年の節目となる令和71月まで、兵庫県と連携しながら本取り組みを継続する予定です。これからも安心して暮らせる地域づくりの一助となるべく取り組んでまいります。

令和51