JA共済連兵庫は2021年8~11月、将来の農業の担い手支援を目的に、県立農業大学校(加西市)・県立佐用高等学校(佐用郡佐用町)・県立上郡高等学校(赤穂郡上郡町)へ実習用農業機械を寄贈しました。本取り組みは、将来の農業の担い手を育成する農業関連校等における実習環境の充実をめざして平成28年度から実施しており、今年度で6年目を迎えました。

 寄贈先の校長先生からは「寄贈いただいた農業機械は、本校がスマート農業等新たな農業教育を推進するにあたり欠かせない教材となることを確信しており、将来の担い手育成に向けてしっかりと活用していきたい」とのお言葉を、生徒からは「農業機械を活用し、将来に役立つ技術を学びたい」などの声をいただきました。また、「寄贈いただいた機械等の導入により就職先に近い環境で実習が行え、最新機器による収穫作業の省力化や重労働作業の負荷軽減も体感できる」と、生徒たちの卒業後の就農が期待できる反響もいただくことができました。

 JA共済連兵庫は、次代の農業を担い、地域農業振興の指導者的役割を果たす感性豊かな人材育成に貢献できるよう取り込みを継続するとともに、JAとの協力関係を一層深め、豊かな地域社会づくりに貢献してまいります。

2021年8~11月