JA共済連兵庫は、県内の農業大学、農業高校に、実習用の農機具・設備を寄贈しました。本取り組みは、将来の農業の担い手を育成している農業系の学校や施設の実習環境の拡充を目的に、平成28年度より継続して行っています。

 最新機器の寄贈により、実践的な実習が可能になるとともに、授業内容の高度化にもつながり、学生の学力・技術の向上にも役立っています。学生や先生方からは「地元で就農をするにあたって、すぐに役立つような実習ができてありがたい」というお言葉や、「これまでできなかった、より科学的な実習ができた」との実習成果の報告をいただき、大変嬉しく感じています。

 学生の中にはJAへの就職希望者も多いため、相互の協力関係を深めていくことが大切になります。JA共済連兵庫は、今後も次代の農業を担い、地域における農業の振興などに指導的役割を果たす感性豊かな人材の育成をめざしてまいります。

令和2年8月