将来の農業の担い手を育成している農業系の高校や大学の実習環境の拡充のために、JA共済連兵庫では平成28年度から実習用農業機械等を寄贈しています。実習用農業機械や設備の老朽化によって、十分な実習ができなくなっている現状を受けての活動で平成29年度は、県立農業大学校へ多目的田植機(6条植え、水田除草機付き)1台、いちご高設栽培(兵庫方式培地昇温抑制技術)システム一式、ハウス内環境制御システム一式を寄贈。県立播磨農業高等学校へトラクタ(大型特殊仕様)一式、色彩選別機および周辺機器一式、食味分析計一式を寄贈しました。
 寄贈先の学校では、学生さんたちが最新の実習用農業機械を使い、安全で最先端の農業実習を受けることができ、実習環境の改善、現場で通用する技術をしっかりと習得していただくことを願っています。
JA共済連兵庫では、今後もさまざまな活動を通じて、将来の農業後継者の育成支援をはじめ、地域・農業の活性化に貢献していきたいと考えています。

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雑誌「家の光」掲載:農業を志す学生のために実習用機械を寄贈