青森県地域貢献活動のご紹介

ラジオ番組の放送を通じて、地域住民の皆さまの防災・防火意識を喚起

9月に行われたラジオ収録の様子。右から吉田篤さん(気象予報士・防災士)、里村好美さん(エフエム青森アナウンサー)

番組では気象予報士であり、防災士でもある吉田さんが、双方の知識を融合した情報を紹介します

12月に行われたラジオ収録の様子

吉田さん、里村さんの息の合った番組進行は必聴です

リスナーに進呈している防災グッズ「暮らしの安心防災8点セット」。手前:右からチェックリスト、ウエットティッシュ、アルミシート、LEDライト、グローブ(軍手)、マスク。奥:右から緊急用給水バッグ(3L)、緊急用防災バッグ

 JA共済連青森は広報活動を通じて、地域住民の皆さまの防災・防火意識の高揚を図ることを目的としたラジオ番組、「JA共済presents備えるラジオ~家庭で減災防災対策~〈エフエム青森/ラジmott!内/201842日(月)~2019325日(月)〉」を、毎週月曜日18:30頃から5分間程度放送しています。パーソナリティーに青森テレビで放送中の「わっち!!」でお馴染みの気象予報士で防災士の吉田篤さんを迎え、番組内では毎週1名のリスナー(聴取者)に、防災グッズ「暮らしの安心防災8点セット」を進呈しています。

 これまでJA共済連青森では、防災・防火対策活動にかかる取組みがあまり行われていませんでした。そこで2017年度には、91日の防災の日をはじめ、115日の津波防災の日117日の防災とボランティアの日311日の東日本大震災発生日に、防災・防火対策活動の紹介等の新聞広告を実施しました。こうした取組みを行う中で、年間を通して広報活動ができれば、より地域住民の防災・防火意識を高めたままに保てるのではないかと考え、青森県は自家用車での通勤が多いため、2018年度はFMラジオによる防災番組の放送を実施することになりました。

 エフエム番組審議委員会で、委員の方々から「防災・減災の番組ということで、とても為になる番組だと思う。5分間という短い時間の中で、コンパクトにまとめている」、「このような番組は、偶然、聴く可能性もあるので、制作者は1話完結にすることを心がけて欲しい。防災番組は、最初に気象現象のシステムを紹介しがちだが、リスナーがまず、知りたいことは、『どこへ』『どのように』逃げるか?だと思う。情報の優先順位を常に考えるべきだと思うし、必要な情報はストレートに出すべきだと思う」「コメンテイターの吉田篤さんは気象予報士であり、防災士でもあり、双方の知識を融合した情報を紹介している点がいい」、「5分の番組で構成が難しいと思うが、多少、面白さがあってもいいもいいのではないか?防災番組にエンタテイメント性が必要か?は迷うところだが、番組の演出にもう少し工夫が欲しい」「毎週月曜日の夕方に防災の番組を聴くことがリスナーの習慣になれば、番組としては成功ではないだろうか?」「吉田さんを起用することで、今までの防災番組より話題が多岐にわたりそうで、今後も期待したい。また、放送時間帯を18:30に設定したことはいいことだと思う。このような情報番組はリピート、再放送して欲しい」「とてもいい番組だと思う。とかく防災に関する番組は9月に集中してしまうが,それ以外の時期は静かなものである。この番組は毎週、防災への意識を喚起して、とてもよい試みだと思う。今後も続けて欲しい番組である」などの意見をいただきました。

 JA共済連青森では、今後もこのような防災番組が放送され、地域住民の皆さまの防災・防火意識の高揚が図れれば良いと考えております。これからも地域貢献活動を通して安全な生活環境づくりに貢献していきたいと思います。

20184月~20193

文化支援活動クリアファイル・交通事故未然防止活動自転車用反射材(反射板)の贈呈

寄贈式の様子。JA共済連青森・葛西真司部長(右)が青森県教育庁学校教育課・長内修吾課長(左)へ寄贈物品を手渡しました

県内各小・中学校に寄贈されたクリアファイル。JA共済 青森県小・中学生「書道コンクール」「交通安全ポスターコンクール」(2017年度)の最優秀賞 受賞作品がプリントされています

県内各中・高等学校に寄贈された自転車用反射材(反射板)

JA共済連青森は2018年6月18日(月)、文化支援活動および交通事故未然防止活動の一環として、県教育委員会を通して県内各小・中学校の児童・生徒には、本会主催の青森県小・中学生「書道コンクール・交通安全ポスターコンクール」の最優秀賞 受賞作品をプリントしたクリアファイル、さらに県内各中・高等学校の生徒には自転車用反射材(反射板)を寄贈しました。
クリアファイルの寄贈は2016年度から行っており、2016年度は県内すべての小学校1年から3年の児童を、2017年度は県内すべての小学校の児童を対象としていましたが、2018年度は対象範囲を県内すべての小・中学校の児童・生徒に拡大しました。
自転車用反射材(反射板)の寄贈は、通学や日常生活において自転車の利用頻度が高い中・高等学校の生徒の自転車乗車中の交通事故の未然防止を図るために行われました。
2017年の自転車乗車中の交通事故による死者は2名、負傷者は366名にのぼっており、その半数に何らかの交通違反が認められています。そのうち、高校生以下の死傷者は111人で、全体の30.3%を占めていました。

青森県庁(青森市)北棟で行われた寄贈式では、JA共済連青森・葛西真司部長から青森県教育庁学校教育課・長内修吾課長へクリアファイルと自転車用反射材(反射板)が手渡されました。寄贈にあたり葛西部長は「JA共済が取り組む地域貢献活動で、小・中学生の書写教育と交通安全思想を幅広く社会に訴え、交通事故未然防止活動の一環として交通安全啓発活動に役立ててください」と話しました。

JA共済連青森では今後も次世代を担う子どもたちの育成と安全な生活環境づくりに貢献していきたいと考えています。

2018年6月

「JA共済きずなの青い森プロジェクト」を開始

プロジェクトの様子

プロジェクトの様子

プロジェクトの様子

プロジェクトの様子

プロジェクトの様子

プロジェクトの様子

プロジェクトの様子

プロジェクトの様子

プロジェクトの様子

JA共済連青森は、平成29年度からJA共済ビジネスサポート株式会社と森林組合あおもりの協力のもと、「JA共済きずなの青い森プロジェクト」を本年度からスタートしました。これは浅虫夏泊県立自然公園内にある「JA共済きずなの青い森」を自然と触れ合う教育の場として活用し、森が地域や農業にもたらす恩恵や役割について学びながら、参加者同士の絆を深める活動です。夏休み期間中の平成29年7月28日(金)には平内町立小湊小学校の児童と保護者の計30名、平成29年10月5日(木)にはJA青森女性部と町内のシニアのボランティア団体「もつけ衆」の計22名の皆さんに参加いただきました。
本プロジェクトは自然の中での体験を中心に、楽しみながら学べる内容になるよう、「森林」「食育」「木工クラフト」の三つのプログラムで構成されています。「森林プログラム」では山林の除間伐作業の見学や生息する草木の観察と植樹体験を、「食育プログラム」では県産のブランド米、肉、野菜、りんごなどの豊富な食材を紹介するとともに、これらを用いたバーベキューを実施しました。また「木工クラフトプログラム」では工芸教室から講師を招いて、間伐材を利用した編みかご作りを行うなど、参加者がさまざまな形で森と触れ合える機会を設けました。
本プロジェクトを通じて森を遊びの場として認識してもらい、普段森で遊ぶことが少なくなってきた子どもたちにも、自然と触れ合う機会を増やす手助けができればと考えています。また、大人の方には、ヒバの苗木の植樹を体験していただくことで、今ある森の形成には何十年もかかり、再生にも同様に時間がかかるため、森の維持管理が重要であることを再認識してほしいと思います。
今後は生協等にも協力を得ながら新たな協同組合間協同を展開し、地域社会の活性化につなげたいと思います。

平成29年7月・10月

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