JA共済連山形およびJAグループ山形は6月、県産ブランド米「雪若丸」を使ったレシピを一般公募する「雪若丸 どんぶりレシピコンテスト」を開催しました。本取り組みは、新型コロナ禍の影響による外食需要減少に伴い、米需要が減退したことを受け、粒が大きくしっかりした食感で丼物との相性が良い「雪若丸」の特性を活かしたコンテストを行い、「雪若丸」の更なる認知度向上と米消費の拡大を図ることを目的としています。

 コンテストはJAグループ山形のホームページで告知を行い、応募いただいた122点のレシピに対し、書類審査、ホームページ上での一般投票、二次審査、最終審査(実食審査)を行いました。最終審査では、感染症対策のために候補者7名がリモート参加で作品紹介を行った後、料理研究家(ごはんソムリエ)等の審査員が実食を行い、最優秀賞1名、優秀賞4名、特別賞2名を決定。表彰式では、最優秀賞の受賞者から「『雪若丸』のおいしさが全国に広まってほしいとの願いを込め、冷めてもおいしい丼を考えた。受賞できて嬉しい」との声をいただき、副賞として「雪若丸」30kgや山形牛、サクランボ等が贈呈されました。
また、受賞作品が期間限定で商品化されたほか、最終審査の様子は多くのメディアで取材され、広く「雪若丸」を地域の皆さまに周知することもできました。

 JA共済連山形およびJAグループ山形は、今後もさまざまな食農教育、県産米の消費拡大支援に取り組んでまいります。

2021年6月