JA共済連鳥取は、次代を担う農業後継者の育成支援と、スマート農業技術に関する教育環境充実を目的に、鳥取県立農業大学校(倉吉市)に対し、授業・実習で使用する機材・備品を寄贈しました。寄贈品は、ロボット草刈機1台、ソーラー自動かん水システム一式等、計11品目です。本取り組みは、昨年度に県内地域産業の次代を担う若者の育成支援のために県下JAと連携して実施した、実業高校への教育環境支援に続いて実施しました。

 令和2年8月25日(火)に、JA鳥取いなば、JA鳥取中央、JA鳥取西部とJA共済連鳥取による寄贈式を鳥取県立農業大学校で開催しました。代表生徒を含む約50名が参加する中、JA共済連鳥取の影井克博運営委員会会長が「スマート農業の普及・活用による農作業の効率化を図り、あらためて魅力的な農業を発信することで、鳥取県の農業の未来を切り開いてください」と激励の言葉を送りました。また、学生会長の久保田光祐さんは「スマート農業の基礎知識・技術の習得に努め、未来を切り開く農業者をめざします」とお礼の言葉を述べられました。
寄贈後に行った活用状況の聞き取りでは、学校関係者の方から「寄贈品を有効活用し、実習等に励んでいます」と感謝の言葉をいただいています。

 また、今年度は、鳥取県立農業大学校や、過去に教育実習関連機材を寄贈した鳥取県立鳥取湖陵高校(鳥取市)を題材に、教育現場を通じてこれからの農業の未来、食の未来に取り組む若者の姿を描く特別テレビ番組の制作も行いました。

 JA共済連鳥取では、今後も地域の発展や地域農業振興に役立つような地域貢献活動を行ってまいります。

令和2年8月