三重県は、人口が約１８１万人、面積が５７７６㎢で、南北の長さは約１８０km、東西の幅は１０８kmと、非常に細長い形をしており、地形も伊勢平野をはじめとする平野部から、山脈、青山高原などの高地、盆地、低地など様々な地形を有しています。
　三重県は紅葉狩りや登山はもちろん、冬はスキーができるほど雪の降る南北に細長くのびた山岳地帯から、風光明媚なリアス式海岸が続くなど、豊かな自然に恵まれています。また、亜熱帯植物の群生する海浜まで実に多様な自然・景観に恵まれており、２つの国立公園、２つの国定公園、５つの県立自然公園などは、県面積の３分の１を超えます。
　三重県は、名古屋・大阪の両経済圏に属し、古くから伊勢神宮・真珠・海女・伊勢えびなどで知られ、鈴鹿サーキット・志摩スペイン村・ナガシマスパーランド・なばなの里・おかげ横丁など、数々の観光施設があります。そして、日本人の心のふるさととして親しまれる伊勢神宮や、世界遺産の熊野古道(くまのこどう)を有することも忘れてはなりません。このほか、俳聖松尾芭蕉や国学者本居宣長の生誕地、さらには伊賀流忍者の発祥地でもあります。
　２０１３年には、伊勢神宮が２０年に一度の神宮式年遷宮の年で話題になり、また、平成２０１６年には、Ｇ７伊勢志摩サミットが開催され、世界からも一躍注目を集めました。
　三重県は、全国有数の水産県であり、マグロ・ブリ・カツオだけでなく、海女漁によるアワビ・サザエなどの魚介類の宝庫です。
　また、全国的にも有名な「松阪牛」「伊賀牛」といったブランド牛の産地でもあり、一方「伊賀米」は、日本穀物検定協会が行う食味ランキングで５年連続「特Ａ」の認定を受けております。
　お茶、海苔、清酒なども高い品質を誇っており、桑名のしぐれ蛤、四日市のとんてき、津のうなぎ料理、伊賀の豆腐田楽、伊勢の赤福餅や伊勢うどん、志摩のてこねずし、南紀みかんと県下各地に名産品があります。
　是非一度、三重に足を運んでください。