警察の統計によると、熊本県では、過去10年間の死傷事故のうち、歩行者等が反射材を着用していない割合が、約97%と極めて高い状況が続いています。このような「反射材を付けていれば・・・」と悔やまれる現状を受け、JA共済連熊本では、自転車用のライトを3万個制作し県内のJAを通じて警察署などに寄贈しました。
このライトには今や全国的な人気キャラクターとなった「くまモン」がデザインされ、真っ黒な体とつぶらな瞳と赤いほっぺたが見る人の心を和ませてくれます。スイッチをONにするとLEDライトが点灯。点滅への切替も可能で、車のドライバーに自転車の存在をアピールできるようになっています。
ライトや反射材がかっこ悪いと思う人も中にはいるかもしれませんが、夜間の事故から自分の身を守るうえで絶対に必要なものです。このピカピカ光る「自転車用くまモンライト」が交通事故を減らし、安心して暮らせるまちづくりに役立つことを心から願っています。
平成28年10月〜平成29年1月