JA共済連群馬では、昭和51年度から46年間毎年、県内の新入学児童に対してランドセルカバー等の交通安全資材を寄贈しています。
また、特別支援学校には黄色地に「こうつうあんぜん」のロゴが入った通学用バッグを、指定のランドセルを使用している学校向けには反射材付の腕章を寄贈しています。
一世帯あたりの自家用乗用車普及台数が全国4位(令和4年3月時点)の群馬県では、幅広い年代の方々が車を利用しています。特に学校の登下校の時間帯は、通勤や帰宅の時間帯と重なるため車の通行量が増えることから危険性が高まります。
寄贈したランドセルカバーは黄色地で、ライン状に反射材が付いているため、曇りや雨など見通しの悪い天候でも目立つことから、ドライバーは注意を払いスピードを緩めてくれます。ドライバーだけでなく、自転車通学の学生も同様です。長年にわたる活動で、地域に思いやりの心が根づいてきているのを感じます。
今後も次代を担う子どもたちのために、交通安全資材の提供などを通じて安全な環境づくりに貢献していきたいと思います。
令和4年4月