群馬県地域貢献活動のご紹介

県本部職員による県立敷島公園美化活動を実施

土づくりから始め、花の配色にもこだわった「公園の顔」ともいえる花壇づくり

落ち葉の掃除など公園内をすみずみまできれいに

 JA共済連群馬は1年を通じて多くの県民が利用する県立敷島公園で、平成20年度から毎年5・6月と10・11月に県本部職員による美化活動を実施しています。

 当日は、花壇作りや清掃活動などのグループに分かれ、公園内にある5カ所の花壇づくりと、同敷地内にある野球場や陸上競技場の施設内の清掃、また公園の落ち葉清掃を行いました。落ち葉清掃は、広大な敷地に落ちた銀杏や松葉を集め、ゴミ袋100袋を超える数になります。ウォーキングやランニングする人たちが落ち葉で滑ったりしないよう願いを込めて清掃しました。

 また、野球場や陸上競技場は、学生の主要な大会の決勝戦が行われたり、一般の方も多く利用する施設のため、観客だけでなくスタッフの方にも気持ちよく使用していただけるよう、窓ふきを行いました。

 来園者が花に癒やされ、安全・快適に利用していただけるために、今後も継続して実施していく予定です。

令和5年5・6・10・11月

子どもたちの交通安全を願い、新入学児童に「ランドセルカバー」を寄贈

ランドセルカバー

ランドセルカバー

 JA共済連群馬では、昭和51年度から46年間毎年、県内の新入学児童に対してランドセルカバー等の交通安全資材を寄贈しています。
 また、特別支援学校には黄色地に「こうつうあんぜん」のロゴが入った通学用バッグを、指定のランドセルを使用している学校向けには反射材付の腕章を寄贈しています。

 一世帯あたりの自家用乗用車普及台数が全国4位(令和43月時点)の群馬県では、幅広い年代の方々が車を利用しています。特に学校の登下校の時間帯は、通勤や帰宅の時間帯と重なるため車の通行量が増えることから危険性が高まります。
 寄贈したランドセルカバーは黄色地で、ライン状に反射材が付いているため、曇りや雨など見通しの悪い天候でも目立つことから、ドライバーは注意を払いスピードを緩めてくれます。ドライバーだけでなく、自転車通学の学生も同様です。長年にわたる活動で、地域に思いやりの心が根づいてきているのを感じます。

 今後も次代を担う子どもたちのために、交通安全資材の提供などを通じて安全な環境づくりに貢献していきたいと思います。

令和44

中学生の自転車事故防止の一助に、「自転車用反射材」1万8,000個を寄贈

後ろを走るドライバーからよく見えるスポーク用反射材。自転車のタイヤが回ると、ライトの光を反射しながらくるくると回ります

JA共済のロゴが付いた反射材。自転車の車体の面に対し、垂直に取り付けます

寄贈した反射材には、自転車事故防止啓発チラシが付いています

 JA共済連群馬は各JAと協力して、新中学1年生約18,000名を対象に、自転車のスポークに取り付ける反射材を寄贈しました。本取り組みは令和2年度から新たに実施しているもので、令和4年度で3年目を迎えます。

 中学生になると行動範囲が広がり、自転車に乗る機会や距離も増加して、交通事故に遭遇する可能性が高まります。「自転車の安全利用促進委員会」の発表によると、令和3年における県内の中学生自転車通学時事故割合は全国ワースト1位と依然事故割合が高い状況にあります。このため、交通事故防止の一助になりたいという私たちの想いを込めて、本活動を実施しました。
 また、この反射材を使用することをきっかけに、生徒の皆さん一人ひとりに自転車の正しい乗り方や交通ルールに対する意識を高めてもらいたい、という願いも込められています。

 JA共済連群馬は、交通事故のない安心して暮らせる地域社会づくりに貢献するため、地域に根差した活動として今後も継続的に取り組んでまいります。

令和44