JA共済連秋田は、野球を通して学童の体力向上と健全なスポーツ精神の育成を図ることを目的に、県内の小学生チームを対象とした「JA共済学童野球大会」を毎年開催しています。平成28年の第14回大会は、9月3日、4日の2日間、秋田市雄和にある「秋田県営野球場」「あきたスカイドーム」「野球広場」の3会場で開催。県内15JAの代表チームが参戦しました。
青空の下、秋田県営球場で行われた開会式では、281名の選手がはつらつと入場行進。選手たちの誇らしげな笑顔が印象的でした。
「JA共済学童野球大会」は全県規模の大会としては、毎年一番遅い時期に開催されるため、6年生にとっては小学生最後の大会になります。今回の大会でも、「1点でも多く取り、1試合でも多く勝つ」という選手たちの気迫が感じられ、球場全体が熱気に包まれていました。全力でプレーする選手たちの姿は、スタンドで観戦する多くの人に感動を与え、大きな声援が送られました。
勝利した選手は太陽よりもまぶしい笑顔を見せてくれました。残念ながら負けてしまった選手の目には、涙があふれていましたが、それも練習に真剣に取り組んできたからこそ流れる、かけがえのない涙です。
大会運営スタッフとして参加したJA共済連秋田の職員は、選手一人ひとりの大会にかける真剣さや一生懸命さを強く感じました。優勝したチーム、決勝で敗れたチーム、途中で敗退したチーム、それぞれのチームの選手が、本当に良いプレーや表情を見せてくれ、彼らが地域社会を元気にする存在であると確信しました。
JA共済連秋田では、今後もスポーツイベントを通じて、地域の子どもたちの成長を応援していきます。

平成28年9月