JA共済連栃木では、地元紙の下野新聞社が主催し、栃木県が共催する「とちぎ防災・減災プロジェクト」に特別協賛しています。このプロジェクトは栃木県民の防災・減災に対する意識を高め、防災・減災対策を強化することを目的としたもので、防災マスター育成講座などの講座やイベントも実施しています。
 平成30年2月8日(木)には、プロジェクトの一環として宇都宮市の栃木県総合文化センターで「防災・減災を考える」というテーマのシンポジウムが開催されました。
 シンポジウムでは、栃木県担当者からの防災施策の説明に続いて基調講演を行いました。講師には宮城県女川町出身の俳優の中村雅俊さんをお招きし、「出逢いに感謝」と題して東日本大震災から感じた助け合いの大切さを講演いただきました。その後のパネルディスカッションでは、防災の専門家やボランティアグループの代表らをパネリストに迎えて、「災害時に自らできること—自助・共助のススメ、災害ボランティアのススメ—」をテーマに、防災のために日頃心掛けるべきことや、ボランティア活動の内容などを取り上げてディスカッションを行いました。会場に足を運んだ約550名の皆さんは、終始熱心に話を聞かれていました。
 また、シンポジウムでは今年度初めて実施された「家族でかくにん!ぼうさいマップコンテスト」の表彰式も行われました。
 自然災害は、いつ、どこで起こるかわかりません。JA共済連栃木では、栃木県の防災・減災対策に貢献できることを願い、今後もこの活動を継続して実施していきたいと考えています。

平成30年2月