群馬県地域貢献活動のご紹介

子どもたちの交通安全を願い、新入学児童に「ランドセルカバー」を寄贈

ランドセルカバー

ランドセルカバー

 JA共済連群馬では、昭和51年度から46年間毎年、県内の新入学児童に対してランドセルカバー等の交通安全資材を寄贈しています。
 また、特別支援学校には黄色地に「こうつうあんぜん」のロゴが入った通学用バッグを、指定のランドセルを使用している学校向けには反射材付の腕章を寄贈しています。

 一世帯あたりの自家用乗用車普及台数が全国4位(令和43月時点)の群馬県では、幅広い年代の方々が車を利用しています。特に学校の登下校の時間帯は、通勤や帰宅の時間帯と重なるため車の通行量が増えることから危険性が高まります。
 寄贈したランドセルカバーは黄色地で、ライン状に反射材が付いているため、曇りや雨など見通しの悪い天候でも目立つことから、ドライバーは注意を払いスピードを緩めてくれます。ドライバーだけでなく、自転車通学の学生も同様です。長年にわたる活動で、地域に思いやりの心が根づいてきているのを感じます。

 今後も次代を担う子どもたちのために、交通安全資材の提供などを通じて安全な環境づくりに貢献していきたいと思います。

令和44

中学生の自転車事故防止の一助に、「自転車用反射材」1万8,000個を寄贈

後ろを走るドライバーからよく見えるスポーク用反射材。自転車のタイヤが回ると、ライトの光を反射しながらくるくると回ります

JA共済のロゴが付いた反射材。自転車の車体の面に対し、垂直に取り付けます

寄贈した反射材には、自転車事故防止啓発チラシが付いています

 JA共済連群馬は各JAと協力して、新中学1年生約18,000名を対象に、自転車のスポークに取り付ける反射材を寄贈しました。本取り組みは令和2年度から新たに実施しているもので、令和4年度で3年目を迎えます。

 中学生になると行動範囲が広がり、自転車に乗る機会や距離も増加して、交通事故に遭遇する可能性が高まります。「自転車の安全利用促進委員会」の発表によると、令和3年における県内の中学生自転車通学時事故割合は全国ワースト1位と依然事故割合が高い状況にあります。このため、交通事故防止の一助になりたいという私たちの想いを込めて、本活動を実施しました。
 また、この反射材を使用することをきっかけに、生徒の皆さん一人ひとりに自転車の正しい乗り方や交通ルールに対する意識を高めてもらいたい、という願いも込められています。

 JA共済連群馬は、交通事故のない安心して暮らせる地域社会づくりに貢献するため、地域に根差した活動として今後も継続的に取り組んでまいります。

令和44

安全な地域社会づくりに向けて、交通安全教室を開催

かわば森のこども園(利根郡川場村)で開催した交通安全教室の様子

交通安全教室の様子

交通安全教室の様子

交通安全教室の様子

交通安全教室の様子

 JA共済連群馬はJA利根沼田、沼田警察署と協力し、令和44月にかわば森のこども園(利根郡川場村)で交通安全教室を開催しました。川場村は自然豊かで、夏や秋の行楽シーズン、冬のスキーシーズンには、県内外から多くの観光客が訪れます。交通安全教室では、県警教育隊が園児たちに交通ルールをわかりやすく説明し、命の大切さを伝えるとともに、室内で横断歩道に見立てたシートの上を渡るなどしながら、安全確認の方法を指導しています。

 かわば森のこども園での交通安全教室は、長年に渡って続けていることから、交通安全に対する意識が家庭内に浸透しており、近隣の市町村に比べても交通事故の発生率が低い傾向にあるといわれています。

 JA共済連群馬は、これからもこの交通安全教室を実施し、地域ぐるみで取り組む事故のない安全な地域社会づくりに貢献していきます。

令和44