山梨県は本州内陸部に位置し、南に世界文化遺産に登録された富士山、北に八ヶ岳など四方を山に囲まれた海のない県です。甲府盆地の地形により、夏は激暑、冬は極寒で、四季を肌で感じさせてくれます。皆さんは、山梨県の豊かな自然に恵まれて育ったおいしいくだものをご存知ですか？
　山梨県と言えば、そうです！生産量日本一を誇るぶどう、もも。他にも四季折々のくだものが堪能できます。農家の方々がたくさんの愛情を込めて育てあげた甘くておいしい数々のくだもの。初夏のさくらんぼ狩りや、夏から秋にかけて、もも、ぶどう狩りに、ぜひいらしてみてはいかがでしょうか。
　山梨県の楽しみは、まだまだあります。富士山や富士五湖、身延山(みのぶさん)などの観光地巡り。そして、日頃の疲れを癒してくれる温泉。ご当地グルメの甲府とりもつ煮や郷土料理のほうとう、吉田のうどん。そして、見所満載、お腹も満腹になったところで、山梨県の「方言（甲州弁）」を旅のお土産のひとつに覚えて帰るのもいいのではないでしょうか。
そこで、山梨県民がよく使う甲州弁をご紹介します。
「えらい」（疲れた）
　「急いで階段昇ってきたから、えらい」。県外の方には何が偉いのだろうか？と不思議がられますが、決して自分を褒めているのではありません。疲れたという意味なんですよ。なかなか理解してもらえない方言の一つです。また、山梨県民は標準語だと思って使用している言葉も多いかもしれません。そんな、山梨県ならではの方言（甲州弁）に触れてみるのも、また新鮮な感覚を味わえるのではないでしょうか。
　それでは皆さん、ここ山梨でお会いできる日を楽しみにしております。