滋賀焼きさばそうめん
甘辛く煮つけた鯖とその煮汁で焼いた麺が香ばしく、あとを引く味わい
材料(2人前)
- さば(半身のもの)1枚
- しょうが1かけ
- そうめん3束(150g)
- 木の芽適量
- 酒1/2カップ
- 酢大さじ1
- A
- しょうゆ大さじ2
- みりん大さじ1
- 砂糖大さじ1
- 水1/4カップ
- 塩小さじ1/2
作り方
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さばは横半分に切り、塩を全体にふって10分おく。さっと洗って水気を拭き、グリルに入れて強火で5分ほど焼く。しょうがは皮をむかずに薄切りにする。
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鍋に酒と酢を入れて中火で煮立て、さばを入れて3分煮る。Aとしょうがを入れて落としぶたをし、煮立ったら少し火を弱めてさらに15分ほど煮てさばを取り出す。
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そうめんを袋の表示時間より短めにゆで、堅ゆでにする。流水でぬめりを落とすように洗い、2の鍋に加える。中火にかけてさっと煮汁を絡め、そうめんが温まったら汁気をきって器に盛る。さばをのせて木の芽を散らす。
料理説明
焼いたさばを甘辛く煮て、煮汁にそうめんを入れて味をしみこませた郷土料理。農家に嫁いだ娘に焼きさばを届ける「五月見舞い」という湖北地方特有の風習があり、手軽に食べられることから農繁期の定番メニューとなりました。そうめんは片方の端をひもで縛ったまま堅めにゆでると、盛りつけもきれいに仕上がります。