交通遺児支援を目的に、沖縄県交通遺児育成会の寄付
沖縄県交通遺児育成会 玻名城代表理事(左から3人目)に目録を手渡す、JA共済連沖縄運営委員会 前田会長(同2人目)と関係者
JA共済連沖縄は7月29日(月)、公益財団法人 沖縄県交通遺児育成会へ364,000円(職員からの募金を含む)を寄付しました。本活動は2007年以降毎年行っているもので、今年度で13回目となります。
琉球新報社(那覇市)で行われた贈呈式では、JA共済連沖縄運営委員会 前田実会長から交通遺児育成会 玻名城泰山代表理事に目録が手渡されました。前田会長から「これまでも、多くの交通遺児の支援活動に尽力しており、今後も交通遺児の生活や学業面の不安解消に役立てていただきたい」と挨拶し、玻名城代表理事から謝辞をいただきました。
沖縄県交通遺児育成会は、交通遺児等の経済的支援や健全育成のために1971年7月に設立され、交通遺児に対して奨学金や育成金等の給付事業(返済義務なし)を行っています。JA共済連沖縄はこれからも同育成会への寄付を通じて、交通遺児の支援を続けてまいります。
2019年7月
安心して育児ができる地域を目指して、オリジナル親子健康手帳ケースを寄贈
寄贈式の様子。沖縄県保健医療部・砂川部長(前列左から4人目)にケースを贈る、JA共済連沖縄県本部・末吉会長(同5人目)と関係者
JA共済連沖縄はJAおきなわと協力し、「JA共済オリジナル親子健康手帳ケース」を沖縄県保健医療部に寄贈しました。この取組みはお子さまの誕生を祝い、安心して育児ができるようにという願いを込めて行っているもので、寄贈は昨年に続き2回目。健康手帳ケースは、県内のJA各支店を通じて40市町村に合計18,000個が配布され、各市町村の窓口にて妊娠中の方に手渡されます。水色と白を基調にした生地に、沖縄をイメージしたハイビスカス柄をプリントしたデザインの健康手帳ケースは、エコー写真や診察券などのカード類、筆記用具などが収納できる作りになっています。
今年度の贈呈式は2018年9月14日(金)、沖縄県庁で開催。JA共済連沖縄県本部運営委員会の末吉孝和会長は「次世代を担うお子さまのご誕生を祝福するとともに、安心して子育てができる環境づくりの支援を目的に親子健康手帳ケースを寄贈する。今後も次世代を担う子どもたちの育成と安全な地域づくりに貢献していく。」とあいさつしました。
一方、親子健康手帳ケースを受け取った県保健医療部の砂川靖部長は「子どもの誕生が地域社会から祝福されることは嬉しく、心強い。沖縄の全ての子どもが心身共に健やかに育つよう、今後も力添えしたい。」と応え、JA共済の地域貢献に対する思いをつなぐことができました。
JA共済連沖縄では、今後もさまざまな活動を通じ、安心して子育てができる環境づくりに取り組んでいきたいと思います。
2018年9月
買い物を支援する移動購買車「あじまぁ号」を寄贈し、地域住民の買い物を支援
沖縄県では交通条件の悪化や商店街の減少などで、食料品など日常の買い物に不便な思いをしている人が増えています。高齢者が多い地域ではその傾向がさらに顕著です。そこで、地元のJAおきなわでは平成28年度からAコープによって移動購買車による地域住民が買い物しやすくなるように生活支援をしています。JA共済連沖縄は3台の移動購買車を寄贈して、この活動を支援することとしました。
寄贈された移動購買車には、沖縄の方言で「交差点」を意味する「あじまぁ号」という愛称が付けられました。ベースの軽トラックには冷蔵庫や陳列棚が設置され、食料品や日常雑貨など約400品目を積載することができます。現在、沖縄本島のほか宮古島でも稼動しています。
「あじまぁ号」による購買は買い物の不便を解消するだけでなく、高齢ドライバーの事故の防止や、地域のコミュニケーションの活性化、一人暮らしの高齢者の安否確認などさまざまな波及効果があり、地域の人々に喜ばれています。
JA共済連沖縄では、組合員や地域の皆さんが安心して暮らせる社会づくりを目指して、今後も地域貢献活動に取り組んでいきたいと思います。
平成28年~