沖縄県地域貢献活動のご紹介

子どもを貧困から救う「こども支援団体」へ食料品を寄贈

寄贈式の様子。前列左から仲本かなえさん、玉城デニー県知事、知念盛彦本部長

 JA共済連沖縄は沖縄子どもの未来県民会議と協力し、こども支援団体へ総額640万円相当の食料品を寄贈しました。本年度で4年目となる本取り組みは、沖縄県が実施した「子どもの貧困実態調査」において、子どもの貧困率が高いことが確認されたことを受け、食の提供とコミュニケーションにより子どもたちの成長を支援することを目的として行ってきました。

 寄贈式は令和元年12月20日(金)に沖縄県庁(那覇市)で開催。沖縄子どもの未来県民会議会長を務める玉城デニー県知事が出席する中、JA共済連沖縄の知念盛彦本部長から支援団体代表者に食料品が手渡されました。玉城デニー知事は「これまでも多くの子どもから喜びの声が届いている。貧困の連鎖を断ち切れるように、子どもの貧困問題に取り組んでいく」、知念本部長は「子ども支援の輪が広がり、子どもたちが元気で明るく羽ばたいていけることを期待したい」と述べました。これに対し、こども支援団体を代表して「一般社団法人カナカナ」の仲本かなえさんから「おにぎり1つで子どもは笑顔になってくれる。多くの人に支えられている感謝の気持ちを持って活動していきたい」との言葉をいただきました。

 JA共済連沖縄では、これからもさまざまな地域貢献活動に積極的に取り組んでまいります。

令和元年12月

「JA共済オリジナル親子健康手帳ケース」18,000個を沖縄県保健医療部に寄贈

沖縄県保健医療部 糸数統括監(左から3人目)にケースを贈るJA共済連沖縄運営委員会前田会長(同4人目)と関係者

 JA共済連沖縄はJAおきなわと協力し、「JA共済オリジナル親子健康手帳ケース」を沖縄県保健医療部に寄贈しました。この取り組みはお子さまの誕生を祝い、安心して育児ができるようにという願いを込めて行っているもので、寄贈は今年で3回目。親子健康手帳ケースは、県内のJA各支店を通じて40市町村に合計18,000個配布され、各市町村の窓口にて妊婦さんへ手渡されます。今年度の親子健康手帳は沖縄の海を意識した青と白の生地に、魚の柄をプリントしたデザインになっており、親子健康手帳のほかに診察券やエコー写真なども収納できます。

 8月6日(火)に沖縄県庁(那覇市)で執り行われた寄贈式では、JA共済連沖縄運営委員会の前田実会長が「次代を担うお子さまのご誕生を祝福するとともに、安心して子育てができる環境づくりの支援を目的に親子健康手帳を寄贈します。今後も次代を担う子どもたちの育成と安全な地域づくりに貢献していきます」と挨拶。沖縄県保健医療部 保健衛生統括監の糸数公氏へ親子健康手帳ケースを手渡しました。

 JA共済連沖縄では、今後もさまざまな活動を通じ、安心して子育てができる環境づくりに取り組んでまいります。

2019年8月

交通遺児支援を目的に、沖縄県交通遺児育成会の寄付

沖縄県交通遺児育成会 玻名城代表理事(左から3人目)に目録を手渡す、JA共済連沖縄運営委員会 前田会長(同2人目)と関係者

 JA共済連沖縄は7月29日(月)、公益財団法人 沖縄県交通遺児育成会へ364,000円(職員からの募金を含む)を寄付しました。本活動は2007年以降毎年行っているもので、今年度で13回目となります。

 琉球新報社(那覇市)で行われた贈呈式では、JA共済連沖縄運営委員会 前田実会長から交通遺児育成会 玻名城泰山代表理事に目録が手渡されました。前田会長から「これまでも、多くの交通遺児の支援活動に尽力しており、今後も交通遺児の生活や学業面の不安解消に役立てていただきたい」と挨拶し、玻名城代表理事から謝辞をいただきました。

 沖縄県交通遺児育成会は、交通遺児等の経済的支援や健全育成のために1971年7月に設立され、交通遺児に対して奨学金や育成金等の給付事業(返済義務なし)を行っています。JA共済連沖縄はこれからも同育成会への寄付を通じて、交通遺児の支援を続けてまいります。

2019年7月