屋台囃子(やたいばやし)のリズムとともに、絢爛豪華な屋台が出現
ドコドン、ドコドンと太鼓の音色を響かせながら色鮮やかな装飾を施した屋台を曵き回す、日本三大曵山祭りの一つ「秩父夜祭」。秩父の総社・秩父神社の例大祭として、約300年の伝統を誇るこのお祭りは、江戸期に「秩父絹」の生産で栄えた秩父の往年の賑わいを今に伝えてくれます。お祭りの主役である4基の山車は重さが最大でなんと20t!1基当たり150人近い人数が一丸となってようやく動くほどのスケールをもつ山車は、夜祭のシンボルです。山車の曵き子は事前に募集さえすればどなたでも参加できるので、夜祭に興味を持った方はぜひ曵き子としてご参加ください!
次々と打ち上がる華々しい花火が祭りのフィナーレを飾る!
お祭り最終日の3日目。4基の山車が秩父神社を出発し始める19時を回った頃、秩父の空に色彩豊かな光の花が咲き誇り、お祭り最後の夜を盛大に盛り上げます。いつまでも終わらないのではと錯覚するほどに連発する花火は夜祭の醍醐味!光輝く山車と打ち上げ花火が織り成す、幻想的な雰囲気を感じさせる景色を満喫しながら、師走の夜を過ごしてみてはいかがでしょう。