2万人以上の踊り手が舞う、圧巻の「さんさ踊り」

艶やかな衣装の踊り手が、リズミカルな太鼓の音に合わせて優雅に舞い踊る「盛岡さんさ踊り」は盛岡の夏の代名詞!「さんさ」は、「さあさ、みな踊れ」という言葉が由来と言われており、約250団体・2万人以上にもおよぶ踊り手たちの行列が大通りを埋め尽くします。江戸時代から受け継がれてきたこのお祭りは、盛岡市に古くから伝わる鬼退治の伝説「三ツ石伝説」がルーツ。踊り手たちのかけ声「サッコラ、チョイワヤッセー」の「サッコラ」には、「幸呼来(さっこら)」“幸せを呼ぶ”という意味があり、鬼を退治して幸せを祈願する「さんさ踊り」の思いが現在にも引き継がれています。

観客の心を揺さぶる、世界一の太鼓パレードは必見!

パレードのコンセプトは「来て、見て、魅せられ、加わるさんさ」。観客までもが踊りだしたくなるような、1万個を超える力強い祭り太鼓の音が会場に響き渡ります。中でも、2014年に「和太鼓同時演奏」で世界記録を達成したことを記念して行われている「さんさ太鼓の大パレード」は迫力満点の大演舞!お祭りの期間中、会場の各所で開催される「輪踊り」は誰でも自由に参加できるので、エネルギッシュな太鼓の音色に酔いしれながら、盛岡の夏の夜を踊り明かしましょう!