JA共済連愛媛は、昨今の全国的な自然災害の増加を受け、愛媛県に対して小型で機動性に優れたドローン(付属品含む)8機分を寄贈しました。本取り組みは、災害発生時の迅速な状況把握による人名救助や、被害状況の正確な把握による早期復旧への支援を行うことを目的としています。平成30年の西日本豪雨災害を受けて、災害発生直後の正確な情報収集が人命救助や早期復旧に有効であることを実感したため、愛媛県と相談した上で決定しました。

 令和元年8月28日(水)に行われた寄贈式では、出席した中村県知事から「昨年の西日本豪雨では、情報収集の重要性を実感した。ドローンを活用できる職員を増やし、県民の安心・安全のために活用したい」と謝辞をいただきました。また、寄贈式終了後にはデモンストレーション飛行を実施。ドローンから送られた映像をリアルタイムで確認した参加者から「想像以上に画像が鮮明」「動きがスムーズ」などの評価をいただいたほか、県職員の担当者からは「予想以上に小型で機動力に優れており、災害時に活用したい」とのお声をいただきました。また、災害対策としてのドローンを県へ寄贈したことは初めてだったため、メディアの関心が高かったことも印象的でした。

 技術が日々進化していることを受け、JA共済連愛媛は過去の取り組みを踏襲しつつも、時代に即した新しい活動に注力してまいります。

令和元年8月