JA共済連鹿児島では、JA共済が実施する交通事故防止啓発活動・防犯活動の一環として、毎年春と秋の年2回、県警察本部、県交通安全協会および県防犯協会に向けて交通安全資材・防犯資材を寄贈しています。この活動は、子どもやシルバー世代の交通事故防止や暮らしの安全に役立つことを目的としているもの。今年度は2018年9月21日(金)から始まる「秋の全国交通安全運動」を前に実施され、9月19日(水)、鹿児島県警察本部(鹿児島市)で贈呈式を行いました。

 贈呈式では交通安全教育のための交通安全VR“「Dri-VR」(仮想実体験型交通安全VR)”や“反射機能付きLEDライト”といった交通安全資材のほか、“安全ワイヤーロック”などの防犯資材を贈呈。JA共済連鹿児島の大黒本部長は「寄贈させていただく資材が、児童生徒や高齢者の方々が交通事故にあわない・あわせないように交通安全意識の高揚と交通事故防止や防犯の一助になればと願っています」とあいさつし、県警察本部 山下交通部長へ目録を手渡しました。

 式の後には、今回寄贈した交通安全VR「Dri-VR」のデモンストレーションを実施。「Dri-VR」は、実写映像の臨場感をもったバーチャルリアリティを使用して交通事故の怖さを追体験する“スケアード・ストレイト方式”により、実際に起こりやすい交通事故のシチュエーションを学ぶことができます。安全運転のポイントを多くの方に学んでいただくことで、悲惨な交通事故が少しでも減らせるよう、広く活用していただけることを願っています。

 JA共済連鹿児島は、今後も地域に根ざしたさまざまな活動を実施し、皆さまが安心して暮らすことのできる地域社会づくりに県下JAとともに取り組んでまいります。

2018年9月