山形県郷土料理レシピ

山形いも煮

ねばりけのある里いもにしょうゆベースの汁がしみ込み、ほっこりする味

作り方1はこちら

材料(2~3人前)

  • 里いも4個(300g)
  • ねぎ1本
  • こんにゃく1/2袋(100g)
  • ごぼう1/2本
  • 牛切り落とし肉100g
  • まいたけ1/2カップ
  • A
  • 砂糖大さじ1
  • 大さじ2
  • しょうゆ大さじ1 1/2

作り方

  • 里いもは皮をむき、一口大に切る。ねぎは幅5mmの斜め切りにする。こんにゃくは一口大にちぎる。ごぼうはささがきにし、水に5分さらして水けをきる。牛肉は食べやすい大きさに切る。まいたけは石づきを切り、食べやすい大きさにほぐす。
  • 鍋に里いもと水を入れて強火にかけ、沸騰したらこんにゃくを加えて2分ほどゆで、湯を捨てる。かぶるくらいの水を入れてこぼうを加え、強火にかけて煮立てる。アクを取って火を弱め、途中で汁けがたりなくなってきたら水を加えながら20分ほど煮る。Aとまいたけを加えて5分ほど煮る。牛肉を加え、さらに5分ほど煮てねぎを加える。2~3分ほど煮て火を止める。

料理説明

江戸時代に船荷の積み替えが行われていた現在の中山町で、船頭や商人たちが川岸の松の枝に鍋をかけて食べていたことが発祥とされ、今では秋の風物詩として定着。9~10月には河原で火を炊いて親しい仲間と食べる「いも煮会」が盛んに行われ、大規模パーティーも開催されています。地域によってしょうゆ味の牛肉を使うもののほか、みそ味の豚肉を使うものもあります。