宮城はらこ飯
鮭のうま味とだしがきいたご飯の中に、いくらの食感としょうゆの風味が広がります
材料(2~3人前)
- 米(半量をもち米に
変えてもよい)2合 - 生鮭の切り身2切れ
- いくらのしょうゆ漬50g
- A
- 塩小さじ1/4
- 酒小さじ1
- B
- だし汁1カップ
- しょうゆ大さじ2
- 酒、みりん各大さじ1
- 砂糖、塩各少々
- 刻みのり、大葉のせん切り各適量
作り方
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※もち米がない場合は米2合でもおいしくいただけます。
米は炊く30分前にとぎ、ざるに上げておく。生鮭は皮と骨を取り、厚さ1cmのそぎ切りにする。Aを全体にふって5分おき、さっと洗って水けを拭く。 -
鍋にBを入れて中火にかけ、煮立ったら鮭を加える。5分ほど煮て火を止め、煮汁につけたまま粗熱を取る。
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炊飯器に米と2の煮汁を入れ、2合の目盛りまで水を加えてさっと混ぜる。鮭を飾り用に6切れ取り分け、残りを米にのせて普通に炊く。炊き上がったら内がまの底から返すように混ぜて器に盛り、取り分けた鮭を並べていくらをのせる。好みでのり、大葉を散らす。
料理説明
ご飯の上に秋鮭といくらをのせた宮城県亘理町の郷土料理。江戸時代に仙台領主・伊達政宗が亘理地方を視察に訪れた際に漁師が献上し、気に入られたことから発展したと言われています。通常は、秋から冬にかけて宮城県沖で水揚げされる「秋鮭」を使うため、秋の風物詩として知られ、1年でも限られた時期にしか味わうことのできない料理です。