近畿の中央部から日本海に向けて南北に伸びる京都は、夏は猛暑、冬は極寒の気候で有名です。修学旅行や夏休み、冬休みに観光で来たのは良いものの、蒸し暑さや底冷えで、観光どころではないといった経験をされた方も多いのではないでしょうか。ただ、この激しい寒暖差が、京都の美しく彩られた四季をもたらしているともいえます。
　また、春・夏は、京たけのこ、賀茂なす、万願寺とうがらし、秋・冬は、堀川ごぼう、紫ずきん、聖護院(しょうごいん)かぶなど、四季折々の伝統料理に食される京都のブランド「京野菜」の栽培にも適した風土でもあるでしょう。
　一般に、「京都」と聞くと、神社や仏閣、舞妓さんなどをイメージされる方が多いかと思います。近年では、京都国際マンガミュージアムや、京都水族館、京都鉄道博物館など新たに楽しめるスポットなど賑わいを見せている街でもあります。
　桜、新緑、納涼床、紅葉、雪景色、四季折々で楽しめる京都ですが、観光シーズンにお越しの際は、お早目の宿泊のご予約をお勧めします。
　時代に合わせて変わりつつある京都ですが、今も昔も変わらず「伝統・文化の街」であり続ける京都へぜひ皆さん、一度、また再び、「おいでやす」。