JA共済連福井は、県内の全小・中学生62,564人へ書写学習向上の一助となる「半紙」を寄贈しました。本取り組みは、新型コロナウイルスの影響で授業に遅れが出たことへの配慮から「書道コンクール」の開催が見送られたことを受け、書道に欠かせない「半紙」をコンクールを楽しみにしていた小・中学生へ寄贈することとしました。

 令和2年7月13日(月)に福井県庁(福井市)で開催された寄贈式では、JA共済連福井の岡本本部長が「書写教育向上にお役立ていただきたい」と挨拶したあと、福井県教育委員会の豊北教育長に目録を手渡しました。豊北教育長からは「さっそく県内の小中学校へ配りたい」と謝辞をいただきました。また、寄贈式には書道コンクールのキャラクター「キョショー」も登場し、場を盛り上げるとともに書道コンクールのPRも行いました。

 寄贈品は一袋30枚入りの半紙にオリジナルの送付状を入れ、各小・中学校に直接配送しました。小学生のお子さんを持つお母さんからは「色々なイベントが中止になって元気がなかったが、半紙をもらってとても嬉しそうにしていた」と嬉しいお言葉もいただいています。

 書道コンクール福井県大会は第60回の節目の大会となる予定であったことから、開催が見送られ大変残念でしたが、来年こそは楽しみにしてくれている子どもたちのためにも開催し、書道コンクールを通して書写教育の発展に貢献してまいります。

令和2年7月