輸血用血液は長期保存できないため、常に新鮮な血液が必要になります。しかし夏場は、夏休みの行楽や帰省で外出する人が多くなることや、暑さで献血を敬遠する人が増えることなどから、輸血用血液が不足する傾向にあります。
 JA共済連福井ではそうした事実を知り、相互扶助を大切にする共済事業の理念から、平成20年より集団献血を行っています。この活動にはJA福井県中央会、JAバンク福井県信連、JA福井県経済連、JA福井県厚生連の役職員にも協力をいただいています。
 9年目となった平成28年は8月22日に県農業会館で実施しました。JA共済連福井職員や関係団体の方々以外にも、農業会館前の看板を見て賛同してくれた方や、広報誌等で献血活動を知った一般の方々にも協力をいただくことができました。結果64名が献血を行い、夏場の輸血用血液不足の解消に貢献することができました。JA共済連福井では、輸血を必要とする多くの患者さんのために、これからも「命のおすそ分け」の気持ちで献血活動を実施していきたいと思います。

平成28年8月