宮崎の歴史になぞらえた、約1,000人もの大行列!

荘厳・華麗な雰囲気の御神幸行列、神賑行列の華「ミスシャンシャン馬」など、華々しい行列が宮崎市内を巡る「宮崎神宮大祭」。「神武(じんむ)さま」の愛称で呼ばれ、約140年もの間、宮崎県を代表するお祭りとして親しまれてきました。お祭りの中心となるのは「御鳳輦(ごほうれん)」と呼ばれる、祭神「神武天皇」の分身が乗られる輦車(れんしゃ)。「御鳳輦の下をくぐると縁起が良い」といわれていて、運が良ければ待機中に下をくぐることができるかもしれません!ただし、祭神が乗られる車なので、厳かな気持ちでくぐることが大切です。

お祭りに華を添える「ミスシャンシャン馬」

かつて宮崎で行われていた、新婚の夫婦が必ず日南市の鵜戸神宮へとお参りする風習を模した「ミスシャンシャン馬」。馬に付けられた鈴が「シャンシャン」と鳴ることから、この名がつけられました。着物姿のきれいな花嫁が馬の背に揺られてゆっくりと道をゆく様子は、情緒たっぷり!その他、神武天皇東征を再現した「おきよ」や、獅子舞、流鏑馬行列など見どころが満載。宮崎の歴史や文化がぎゅっと詰まった大祭で、宮崎県を堪能してください。