加賀百万石が築いた金沢の魅力のすべてを発信！
猛々（たけだけ）しい加賀太鼓の大演奏や武者行列を筆頭に、加賀とび、獅子舞など、金沢が歩み育んだ歴史・文化が長大な列をなして大通りを埋め尽くす「金沢百万石まつり」。現在の金沢の礎を築いた加賀藩祖・前田利家公の偉業をしのんで開催されるこのお祭りは、今や金沢の初夏を熱く燃え上がらせる一大イベントに成長しました。お祭りの華である「百万石行列」は、太鼓隊とほら貝奏者が奏でる、空気が震えるほど盛大なファンファーレの響きとともに幕を開けます。地元の魅力が結集し市内を華々しく巡るこの大行列は、金沢市民の誇りともいえるでしょう！
江戸時代に加賀藩お抱え火消しとして活躍した、加賀とびの技を受け継ぐ金沢市消防団連合会が披露する華麗な演技は必見です！総勢450名もの消防団員が揃いのはっぴ姿で広場に集結。スルスルと梯子（はしご）をかけ上り、美しく、迫力のある技を次々と決める姿に、周囲からは歓声が巻き起こります。加賀百万石の魂を受け継ぐ、地元の人々が一丸となってお祭りを盛り上げる姿こそが、お祭り最大の魅力といえるでしょう。
| 名称 | 金沢百万石まつり |
|---|---|
| 開催日程 | 毎年6月1週目の金曜～日曜 ※開催日程は変更になる場合がございます。 |
| 場所 | 金沢市街地中心部 |
| 来場者数 | 約63万1,000人（2017年） |
| お問合せ | 金沢百万石まつり実行委員会 ☎︎076-220-2194 |
日本海に向けて能登半島が突き出ている石川県は、南北に細長いのが特徴です。
雄大な海岸線が美しい能登は、２０１１年に日本では初めて世界農業遺産に認定されました。また、能登半島の入口には、心身をリフレッシュさせてくれる和倉温泉があります。
城下町ならではの情緒漂う金沢は、加賀百万石の華やかな文化と伝統工芸が今なお息づいており、水戸偕楽園、岡山後楽園とならぶ日本三名園の一つである兼六園は、いつも多くの観光客が訪れています。２０１５年３月には北陸新幹線が開業し、さらに多くの方で賑わうようになりました。
霊峰(れいほう)白山(はくさん)や湖沼が輝く加賀・白山麓は、豊かな自然と味覚に恵まれ、粟津温泉、山中温泉、山代温泉、片山津温泉から成る加賀温泉郷は、年間約１９０万人もの人が訪れます。
越前加賀海岸国定公園の美しい景観と良質な温泉が楽しめ、旅行Ｗｅｂサイトの口コミ評価等でも「料理が美味しい」「のんびりできる」「従業員が親切」などと紹介されているＪＡ共済の宿泊保養施設「ホテル翠湖」はこのエリアに立地しています。
洗練された文化都市と、のんびりとした田舎の原風景を兼ね備えた石川県にぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
