幼児に交通安全を啓発する「母と子の交通安全教室」を実施
JA共済連愛知では、幼児と保護者を対象にした「母と子の交通安全教室」を通年実施しています。この活動は交通事故の防止と交通安全への意識を高めることを目的としたもので、県内各JA管内の保育園・幼稚園が会場となっています。
実施にあたっては開催地域の警察署または交通安全協会にご協力いただき、信号を渡るときは右・左・右を確認し、横断歩道を手を挙げて渡るといった交通安全のお話や、DVDの交通安全アニメを上映することで、交通安全の大切さを子どもたちにもわかりやすく伝えています。教室の後半では模擬信号機を使って横断歩道の渡り方を説明し、実際に子どもたちに横断歩道を渡ってもらいます。
子どもたちは警察の方の質問に元気に答え、横断歩道を渡る練習の際には腕をぴんと伸ばして参加しています。楽しそうに、ときには真剣な表情で一生懸命交通安全を学ぼうとしている子どもたちの姿が印象的です。
JA共済連愛知は、これからも地域に根ざした交通安全教室を実施することで、地域との絆を深め、安心して暮らすことができる地域づくりに貢献していきます。
平成29年4月~平成30年3月
防災パネルを展示し「備えの大切さ」をアピール
阪神・淡路大震災から21年、東日本大震災から5年が経過した平成28年。4月には熊本地震も発生し大きな被害が出ました。
JA共済連愛知では、防災について今一度考える機会になってほしいという思いから、9月1日の防災の日に向けて、8月の1か月間、事務所があるJAあいちビルの1階エントランスにて防災に関するパネル展示を行いました。
将来発生するといわれている南海トラフ巨大地震では、愛知県にも甚大な被害が出ると予測されています。そこで、南海トラフ巨大地震の危険性、各地域の危険箇所、災害が起きた際の家族の連絡手段等、大災害発生に備える事前の家族会議の必要性を訴えるパネルを展示しました。また、阪神・淡路大震災や東日本大震災の被害の様子を展示し、災害の怖さを来場者に訴えました。
災害の危険性はわかっていても、準備や対策をしていないご家庭がまだまだ多くある中、パネル展示により、多くの方々の意識を高めることができたのではないかと思います。今回の展示はメディアにも取り上げられるなど反響が大きく、直接ご覧になった方以外にも、メディアを通して広く防災意識の大切さを感じていただけたと思います。
平成28年8月