阪神・淡路大震災から21年、東日本大震災から5年が経過した平成28年。4月には熊本地震も発生し大きな被害が出ました。
JA共済連愛知では、防災について今一度考える機会になってほしいという思いから、9月1日の防災の日に向けて、8月の1か月間、事務所があるJAあいちビルの1階エントランスにて防災に関するパネル展示を行いました。
将来発生するといわれている南海トラフ巨大地震では、愛知県にも甚大な被害が出ると予測されています。そこで、南海トラフ巨大地震の危険性、各地域の危険箇所、災害が起きた際の家族の連絡手段等、大災害発生に備える事前の家族会議の必要性を訴えるパネルを展示しました。また、阪神・淡路大震災や東日本大震災の被害の様子を展示し、災害の怖さを来場者に訴えました。
災害の危険性はわかっていても、準備や対策をしていないご家庭がまだまだ多くある中、パネル展示により、多くの方々の意識を高めることができたのではないかと思います。今回の展示はメディアにも取り上げられるなど反響が大きく、直接ご覧になった方以外にも、メディアを通して広く防災意識の大切さを感じていただけたと思います。
平成28年8月