JA共済連福岡は、子どもたちの豊かな心を育むため、県内小・中学生を対象にした作文コンクールを毎年開催しています。子どもたちの情操教育の一環として昭和40年から始まったこのコンクールは、福岡県の小・中学校で、「冬休みといえば、JA共済の作文コンクール」といわれるほど歴史あるコンクールとなっています。

 第59回を迎えた令和5年度は、県内の小・中学校234校から応募があり、そのうち学校から推薦を受けた2,676点の作品が審査されました。戦争や地震など世界情勢に目を向けた作品から、身近な人たちとのかかわり、季節の味わいを感じた特別な瞬間を表現したものなど、様々な題材で表現された作品は、そのどれもが、その人にしか書けない魅力の詰まった作品となっており、読み手も温かい気持ちにさせてくれる、そんな多くの作品に今年も出合うことができました。

 作文審査会には、県下の学校の先生方約40名にお集まりいただき、応募作品すべてを審査していただきました。参加いただいた先生からも、「いい作品に出合うことができた」「自分自身の勉強にもなった」などの感想をいただきました。

 受賞結果や作品は、ホームページや新聞・ラジオなどで広く紹介されました。

<新聞・ホームページ掲載>受賞結果を、日本農業新聞・JA共済連福岡のホームページで発表しました。
<ラジオ>受賞作品を、アナウンサーによる朗読でラジオ放送を行いました。
<ホームページ・作文集>受賞作品をホームページにて掲示し、別途作成した作文集は、参加校に寄贈しました。

 JA共済連福岡は、次世代を担うこどもたちの個性あふれる心豊かな成長を願い、これからも地域教育にかかる文化支援としてこの活動を続けていきたいと思います。

令和6年1月