JA共済連滋賀は、自然災害から地域住民の命を守るため、県内JAとともに災害時に避難場所に指定している県内の小中学校などの校門付近の電柱320か所に避難誘導看板を設置。近年、地震や台風などの自然災害が多発していることを受け、JA共済が実施する地域貢献活動として防災、減災のために何ができるかを検討した結果、避難誘導看板の設置に至りました。

 電柱を管理する(株)関電サービスに協力を求め、設置する看板については各市町村の要望を聞き、外国語表記、ピクトグラム表記、防災情報が表示される二次元コードなどをデザインに盛り込みました。令和元年6月6日(木)、県内JAとJA共済連滋賀を代表して、JA共済連滋賀の上野正樹本部長と事業企画部の髙橋克明部長が滋賀県庁を訪問し、三日月大造滋賀県知事に看板設置の完了を報告。上野本部長は「我々の使命として住民に安心と満足を提供したい」と述べ、三日月知事から「災害が起きないに越したことはないが、いざというときに心強い。表記も誰もがわかるように工夫されており、大いに活用させてもらいたい」と謝辞をいただきました。滋賀県庁では、隣接する危機管理センターに実物大の電柱広告看板を展示し、県民への浸透を図る取り組みも実施されています。

 JA共済連滋賀は、「ひと・いえ・くるまの総合保障」の提供に加え、地域貢献活動を通じて、自然災害や交通事故時のリスク低減、万一の際の事後支援・サポートの強化など、地域の皆さまが健康で安心して暮らせる豊かな環境づくりに継続して取り組んでまいります。

令和元年6月