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くらしを守る1アクション

防災

その行動が家族を守る。覚えておきたい地震発生時の心得

スクロール

地震直後のNG行動

被災直後は、冷静に判断して行動することは難しいもの。
さらなる危険を招かないために注意点を確認しておきましょう。

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NG1

部屋の中をはだしで歩く

食器類やガラスの破片などで、けがをする可能性大。けがの内容によってはその後の避難にも支障が出る場合があるため、スリッパやスニーカーを履くか、毛布を敷いた上を移動しましょう。

NG2

電気をつける/ブレーカーを上げる

大きな地震発生後は、電気器具のスイッチを切り、コンセントからプラグを抜きましょう。また、電気が復旧した際に起こる「通電火災」を起こさないために、ブレーカーは落としたままにします。自動的に落ちないタイプのものは、避難時に必ず落としましょう。

安全が確認できたら
電気・ブレーカーを使用してOK

NG3

火をつける

地震によるガス漏れの可能性があるため、点火した瞬間に爆発する恐れがあります。地震直後は火は絶対につかわないようにしましょう。万が一ガスのにおいがした場合も、換気扇の使用は厳禁。スイッチを入れると火花が飛んで引火する危険があるため、窓やドアを開けて換気し、ガスの元栓を閉めてガス会社や消防に連絡を。

安全が確認できたら火を使用してOK

NG4

電話をする

災害直後は、被災地に向けた電話が集中し回線がパンクしやすくなります。緊急の通話ができなくなる恐れがあるため、急を要しない電話は控えましょう。連絡は災害用伝言ダイヤル「171」やSNS等の活用や、遠方の家族や知人を介して連絡をとり合う「三角連絡法」も有効です。

NG5

一人で救助活動をする

自力脱出困難者を発見した際、一人での救助活動は二次災害の危険があるためNG。可能であれば専門のレスキューが到着するまで待つのが望ましいですが、急を要する場合はまわりの人に手伝ってもらう等、効率良く確実な手段を選択しましょう。

監修/橋本真希(防災士、気象予報士)
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