JA共済は、JAグループの一員として、
「相互扶助」を事業活動の原点とし、
地域・農業に貢献するための
様々な活動に取り組んでいます。
JA共済は、JAグループの一員として、
「相互扶助」を事業活動の原点とし、
地域・農業に貢献するための
様々な活動に取り組んでいます。
「あれ、これって土?汚れ?」
そう思われがちな、黒い点。
その正体は、ポリフェノール。
ポリフェノールだけでなく、
さらにアミノ酸も多く含まれる
栄養が詰まったチャームポイントです。
一般的には、
ポリフェノールは健康や美容に良い、
アミノ酸は免疫向上が期待される
といわれています。
たくさん栄養を取り込んだ分、
大きな白菜ほどつきやすいといわれる
なかなか出会えない隠レアの証。
幸運のほくろ、
出会えたあなたはラッキーです。
触れると痛いほど鋭くとがった
きゅうりの皮についたトゲ。
でもその鋭さは、鮮度のものさし。
トゲが鋭いきゅうりほど、
新鮮で水分がしっかり詰まった
みずみずしさの証。
逆に鮮度が落ちると、
時間の経過と共に水分が蒸発し、
トゲの先端が丸くなっていきます。
フレッシュな若さは、
鋭くとがった形で出てくる。
人もきゅうりも同じかもしれません。
売り場で選ぶときは、見た目だけでなく、
手ざわりにもご注目ください。
一般的に、野菜のなかでも
皮が薄めなにんじん。
なかでも
みずみずしく充実しているものほど
ちょっとした衝撃が加わったり、
外部から水を吸収したときに、
縦にはじけて割れが入りやすくなります。
ちなみに、割れるほど
薄皮なにんじんならではの、
皮が口に残りづらい食感の良さも素敵です。
はじけるほどのみずみずしい充実感、
見かけた際はぜひお試しください。
さつまいもの表面についた
蜜のような黒いでこぼこ。
その正体はヤラピンという
さつまいも特有の成分。
さつまいもの断面や傷から、
ヤラピンを含む白い汁がにじみ出て、
空気に触れ、乾燥するなかで
黒く変色したものです。
一般的に整腸作用がある
ともいわれるヤラピン。
さつまいもにたっぷり
豊富な食物繊維とあわせて、
甘みがうれしい、腸にもうれしい
秋冬の幸です。
やわらかいからこそ、
傷がつきやすいなす。
強い風にゆられ、
表面が茎や葉とこすれることが
主な原因といわれています。
でも実はその傷、
あってもなくても味はおなじ。
それどころか、傷があるなすの方が、
ポリフェノールを多く含むといわれています。
特に傷のついた皮の下あたりに、
ポリフェノールが集中しやすいのだとか。
一般的に健康や美容など
体に良いといわれるポリフェノール。
あの日の傷も糧にして、
災い転じて福とナス。
栄養が詰まった隠レアなす、
ぜひお探しください。
りんごにときどきついてる傷。
木の先端につくりんごは、
木の根本につくりんごよりも大きく揺れ、
枝がぶつかりやすいことが
傷の原因といわれています。
けれど、木の先端につくということは、
それだけ太陽の光をたっぷり浴びて
甘みを蓄えているということ。
農家さんの間でも、
「傷ついたりんごは甘いものが多い」
といわれる隠レアりんご。
見かけたらぜひ、お試しください。
ぶどうの表面についている白い粉。
ときに売り場で敬遠されたり、
ときに汚れではないかと
不安になって落としたり。
そんな心配はまったく不要です。
実は、その正体は
ブルーム(果粉)という天然物質。
むしろ新鮮でみずみずしい証ともいわれ、
採れたてほど白さが目立つものだとか。
紫のツヤをやさしく飾る、
まさに天然のコーティング。
皮ごと口に入れる方も安心して、
思う存分 その甘さをお愉しみください。
一見すると渋そうにみえる
皮が黄色いシャインマスカット。
でも実は、マスカットときいて
イメージされやすい緑色より、
写真のような茶色かかった黄色いもの
の方が糖度が高く甘いんです。
糖度と色味には
強い相関関係があることが
研究によりわかっています。
シャインマスカットを選ぶ際は、
黄色いシャインが目印です。
長野県飯田市
株式会社丸中中根園
中根 正佳さん
長野県で農家、飲食業を営んでいる中根さんに野菜づくりに対する想いを伺いました。
-農業はいつから始められましたか?
また、始めたきっかけは何ですか?
農業を始めたのは15年前くらいです。その5年後に、飲食店(ココロファーム)を始めました。
飲食業を始めようと思ったきっかけは、やっぱり自分たちで作ったものはできるだけ自分たちで使いたいと思ったからですね!
-実は美味しいのに、色や形のせいで食べられていない野菜についてどう思いますか?
規格外品への問い合わせも最近多くなっているので、規格外品の詰め合わせを作って家庭用に提供しています。手にしてもらう機会は、昔に比べて多くなってきているとは思います。
ただ、まだまだ色や形のせいで食べられていない野菜も多く、「もったいない」という気持ちは当然あります。一方で、僕らは見た目も味も良いA級品を作りたくて日々農作業を行っています。評価については、良いものとそうでないものでそれぞれあってよいと思いますが、食べられる物が捨てられてしまう実態があるというのは生産者としては悲しいですね。
私たちとしては、消費者の皆さまに鮮度が良いものを食べて欲しいと思い、日々野菜を育てています。
一方で、例えばネギは新鮮なものは中にネバネバが詰まっていて、それを嫌がる方もいます。
このネバネバは、干すことで無くなるのですが、そのように食べやすくする色々な工夫があることも消費者の方に知っていただけるといいな、と思います。
-消費者の方に伝えたい想いやメッセージをいただけますでしょうか。
フードロスについて、「もったいない」と思うことももちろん大事なことだけど、難しいことから考えるのではなく、日常のなかで少し工夫するとか、知識を身に付けるとか、とにかく楽しく、ポジティブに取組んでほしいです。
例えば、ネギの頭の方は皆さん捨ててしまうことが多いと思います。
捨ててしまう方が悪いということではなくて、それがネギダレに使えるとか、肉や魚の臭み取りに使えるとか、普段捨ててしまう部分にも、知ればたくさんの使い道があったりします。
そうした部分をちょっと工夫して使ってみたり、これって何かに使えないかな?とか考えたり、調べたり…楽しみながら野菜のことを知ってほしいですね!
今回取材させていただいたのは、
中根 正佳さん
株式会社丸中中根園 ココロファームビレッジ
〒399-2431
長野県飯田市川路7620
長野県飯田市
たつみ農園
松尾 明則さん
長野県でりんごを育てている松尾さんに
りんごづくりに対する想いを伺いました。
-農業はいつから始められましたか?
また、始めたきっかけは何ですか?
私が農家になったのは24歳の時で、りんごを育てて今年で14年くらいになります。
元々実家が農家で、私が長男なのですが、最初は農家なんて…と思っていました。最終的には、この地元の風景が好きで農家になっていました。
-りんごを育てる中で、大変なことはありますか?
最近、温暖化の影響もあって、りんごの色づきが遅かったり、果肉が柔らかくなり過ぎたりとか、年々りんご作りの難しさが増しています。その分、ロスも増えてきていると感じます。
また、夜蚊(やが)という蚊への対策が大変です。夜蚊にりんごの一部でも刺されてしまうと、すぐに腐ってしまうため、それがすごい悩みです。 自然のことなので仕方がないことですが…どんなに綺麗な見た目でも、夜蚊に一度刺されたら、それでダメになってしまう。トラップを仕掛けたり、夜蚊が嫌がる周波数のライトをつけたり、りんごが廃果にならないよう、様々な工夫を凝らしています。
-実は美味しいのに、色や形のせいで食べられていないりんごについてどう思われますか?
私としては、常に1個1個を1年かけて、愛情を込めて作っているので、非常に悲しいことだなと思っています。
やっぱり傷があっても我々農家は1年間丹精込めて作っているので、その気持ちを汲んで、規格外でも廃棄せずにできるだけ多くの方に食べてもらえると嬉しいです。
どんなりんごでも、農家の愛情は100%入っています。綺麗で美味しいものを作ろうとしても、どうしても傷がつくものは出てきてしまうものですからね。もちろん、味は美味しいです!
ちょっと見た目が悪いものも、その部分を取り除くなど、少しの工夫で美味しくいただいてもらえたら、農家も、食べる方の心も豊かになるのではないかと思います!
-消費者の方に伝えたい想いやメッセージをいただけますでしょうか。
農家がどのような想いを持って野菜や果物を作っているか、知っていただけたら嬉しいですね。
そうすれば、例えばスーパーに並んでいるりんごが、想いを知ると同じ値段でも安い!と思ってもらえたりするかもしれない。この1個のりんごに農家のどんな想いが詰まっているのだろうか、とかを想像してもらえたら、少し違った見え方になるかもしれません。そうなることで、フードロスへの皆さんの意識が少しでも変わるのではないでしょうか。
規格外品をどう減らすか、ということはもちろんですが、消費者の皆さんのそのような気持ちも変えていけたらと思っていますし、そうすれば、農業という産業自体がもっと盛り上がっていくと考えています。
鳥取県東伯郡北栄町
株式会社ファーム山脇
山脇 茂則さん
鳥取県で農家をされている山脇さんに
野菜づくりに対する想いを伺いました。
-農業はいつから始められましたか?
また、始めたきっかけは何ですか?
農家を始めたのは、35年前です。
高校を卒業してすぐ農協に入って、その後に就農しました。
自然の中で働くことは健康的でいいことだなと思ったし、自分が一から育てたものがだんだん大きくなって、出荷する時には立派なものになっている。それを販売するということにやりがいを感じます。
-野菜を作るうえで大変なことは何ですか?
最近、温暖化の影響で気温が上がってきているでしょう?気温が上がると、これまで収穫していた時期に採れなくなったりとか、熟す早さも変わり、収穫時期も早くなったり、遅くなったりします。
去年は上手く採れていたものが採れなくなることもあるのが大変ですね。
-温暖化に対して何か対策をされていますか?
なかなか予測することが難しいですが、年明けにどの品目をどの時期に作るのか細かい年間計画を立てています。
他にも、昔から作っているものは続けつつ、何年かおきに新しい作物にチャレンジするなど、柔軟な農業経営を心がけています。
-作っている野菜の中で特に苦労されている作物はありますか?
中玉トマトは、天気が良いと特につるの成長が早いため、常に管理していないと、すぐジャングルみたいになってしまいます。つるが伸びすぎた結果、実に日が当たらない状態になるとトマトに綺麗な色がつかないので、特に気をつけています。
-実は美味しいのに、色や形のせいで食べられていない野菜についてどう思われますか?
それで捨てられてしまうとしたら、もったいないですよね。生産者からするとちょっと曲がっているだけで、食べられないわけではありません。
規格に合わないようなものは、自分のところで漬物するとか、近くの農協の直売所で売るようなことをしています。
一方で、もったいないという気持ちはあるけれど、農家としては綺麗で、美味しいものを作ることを心がけているなかで、規格外品が出回りすぎると、規格に合った作物の価値が下がっていってしまうのではないかという懸念もあり、それは避けたいという気持ちがあります。
野菜によって、規格外が出る割合はまちまちですが、例えばトマトは暑さが続くと規格外が出やすくなったり、虫害で破棄しなければならなくなります。
割合でいうと2割ぐらいが規格外になってしまいますが、こうした現状も知っていただきたいですね。
そのうえで、規格に合う野菜、合わない野菜それぞれの価値はあるものの、どんな野菜であっても美味しく食べてもらえたら嬉しいですね。
千葉県館山市
安西農園
安西 淳さん
千葉県で農家をされている安西さんに
野菜に対する想いを伺いました。
-農業はいつから始められましたか?
また、始めたきっかけは何ですか?
もともと実家が明治時代から続く農家の家系でした。最初は、「継ぐもんか!」と思い、東京の百貨店で10年働きましたが、父の引退を機に館山に戻り、農家になりました。やはり、農家の血ですね。
小売業での経験は、色々な場面で活きています。経営視点で原価と緻密に向き合ったり、私が作っているイタリアナスは、百貨店時代と同じく”女性(主婦)が欲しいものは?”を考えて生まれたものです。
-野菜を作るうえで
大切にされていることは何ですか?
野菜も生き物。どれだけ長く細かく愛情を注げるかが大切だと思います。
生きているからこそ手をかけることが大変で、重要ですね。
あとは工夫。例えば、館山市ブランド認定「かんべレタス」は、戦後から続く長い歴史のある野菜ですが、自分の代から“特殊なライトを使って蛾を避ける方法”を開発しました。
結果、農薬の使用量は以前の半分以下になりました。さらに、日持ちも良くなり、苦味がない甘味だけの後味に繋がりました!
-実は美味しいのに、色や形のせいで食べられていない野菜についてどう思われますか?
さまざまな「隠レア野菜」はあると思います。知ることで見え方も変わってくるのではないでしょうか。
また、最近は背景にあるストーリーを大切にする人が増えていると感じています。
ご自身でしっかりと考えたうえで、野菜を選んでくれる。「あの人は愛情豊かだから」「あの人はこだわりが強いから」という、野菜を育てる人のストーリーがその一つです。
好き嫌いが出やすい野菜だからこそ、それぞれの“おれの好き” “わたしの好き”に応えることで、多くの方々の手に取ってもらえることを目指していきたいですね。
-消費者の方に伝えたい想いやメッセージをいただけますでしょうか。
もっと多くの人に、自分が口に入れるものにこだわりを持ってもらえたら嬉しいです。
「形が綺麗」も良いけれど、その背景にあるこだわりや違いを楽しんでもらえたら幸せです。
あと、イタリアナスは、火を通すと果肉がトロッとして最高においしいですよ!ぜひ、食べてみてください!