つうがくろ あんぜん MAP つうがくろ あんぜん MAP
みんなで学ぼう

JA共済は交通事故のない社会をめざして、
子どもたちを交通事故から守るために、
交通安全教育を大切にしています。
子どもたちが毎日、安全に通学するために、
実際の通学路から交通ルールを学び
体験するツールをご用意しました。
ぜひ、皆さまでご活用ください。

小学生の登下校中
の交通事故データ

7歳児に多い交通事故
⼩学校⼊学前後の交通安全教育が大切です。

子どもの交通事故が多い年齢をご存じですか?実は、小学校入学後の7歳児が多くなっています。小学生になると登下校や放課後の遊びなどお子さんだけの「ひとり行動」が増えます。一方で、十分な交通ルールや危険性の理解が伴っておらず、状況判断しながら安全に行動することが難しい状況です。

各歳別歩行中死傷者数の推移

各歳別歩行中死傷者数の推移(令和4年) 交通事故総合分析センター 統計データより作成

⼩学⽣の歩⾏中の交通事故は“登下校中”が約4割
通学路における交通ルールを伝えましょう!

令和4年における交通事故の発生状況について

小学生の歩行中の交通事故は約4割が「登下校中」に発生しています。交通ルールに従って安全に行動することに加え、通学路上の危険な場所や状況を理解させることも重要です。交通安全教育では、危ないことを「具体的に」そして「繰り返し」伝えましょう。

出典 : 警察庁交通局 令和4年における交通事故の発生状況についてより作成

小学生の交通事故原因でもっとも多いのが「飛び出し」です。子どもは、興味があるものに、わき目もふらず走り出してしまうことがあります。「飛び出し事故」になる、たいへん危険な行動です。交差点等では必ず止まって安全を確かめることを「具体的に」「繰り返し」伝えることが大切です。

本サイトで
ダウンロードできるもの

作って学ぼう

つうがくろ あんぜんMAP

印刷してご利用ください。

ダウンロードできるもの
作り方説明(お子さま用)
ダウンロードできるもの
作り方説明(保護者用)
ダウンロードできるもの
「つうがくろ あんぜんMAP」
台紙
ダウンロードできるもの
MAP作成用アイコン

「つうがくろ あんぜんMAP 」台紙
(拡大版)はこちら

「つうがくろ あんぜんMAP 」
台紙(拡大版) とは

「つうがくろ あんぜん MAP 」台紙 (拡大版) とは

グループディスカッションや学校の授業などにおススメです。貼り合わせることで、大きいサイズの台紙になります。

※アイコンのご利用方法 ハサミで切り取りMAP にのりで貼りましょう。
 シールタイプの用紙に印刷してもご利用いただけます。

楽しく学ぼう

『小学一年生』コラボ すごろく

通学をイメージしたすごろくで、
安全な歩き方の基本ルールが学べます。

コラボ すごろく
『小学一年生』コラボ すごろく
小学一年生
印刷し2枚を貼り合わせて
ご利用ください。
小学館『小学一年生』2024年4月号にも掲載中!
小学館『小学一年生』
おうちの方向け「新1年生の安全ひとり歩きデビュー!」などの記事も読めます。
HugKum

「HugKum」とは子どもと一緒に
楽しむ、学ぶ、成長する!
0−12歳のお子さんをお持ちの
親御さん向けwebメディアです。

通学路を毎日安全に歩くために

気をつけたい
3つのポイント

  • 子どもの行動特性を理解しましょう子どもの行動特性を理解しましょう
  • 安全な道路の歩き方を学習させましょう安全な道路の歩き方を学習させましょう
  • 気をつける場所や状況を確認しましょう気をつける場所や状況を確認しましょう
point1

子どもの行動特性を
理解しましょう

子どもの行動特性を十分に理解したうえで、安全指導することが大切です。​また、お子さまには注意すべきことを「具体的に」そして「繰り返し」教えましょう。

1つのものに注意が向くと
まわりの状況が目に入らなくなる

⼦どもは⾃分の興味があるものを⾒つけると、そこだけに集中してしまう特性があります。周りをよく⾒てから⾏動するように伝えましょう。

大人のまねをする

子どもは大人の行動をよく見ています。大人が交通ルールやマナーを守り、手本を示しましょう。

状況を予測し、判断する力が
十分に備わっていない

子どもにとって周囲の状況から危険を予測し、安全な行動を判断するのは難しいことです。見通しの悪い交差点など、危険な箇所を確認し、どのように危ないか一緒に考えましょう。

抽象的な言葉だけでは
理解が難しい

子どもに「危ないよ」と伝えるだけでは何が危険なのか伝わりません。何に注意をして、どう行動をすれば安全かを具体的に教えましょう。

物のかげで遊ぶ傾向がある

子どもは、駐車車両のかげなどでしゃがみこんで遊んだり、急に飛び出すことがあります。ドライバーから見えにくく、危険なことを伝えましょう。

止まってくれる! 気づいてくれる!
と考えることが多い​

子どもたちは「青信号であれば」「手をあげれば」​必ず車が止まってくれる、自分に気が付いてくれると思いがちです。​周囲から子どもが視界に入らないことがあることを伝え、​確かめることを習慣化させましょう。

point2

安全な道路の歩き方を
学習させましょう

歩行者の基本的なルールや正しい横断歩道のわたり方など、​“正しい道路の歩き方”を学習させましょう!

歩行者の基本ルール

  • 歩道がないところは道路の右側を歩く。
  • 歩道や路側帯(道路端の白線部分)が
    あるときは、歩道や路側帯を歩く。
  • 道路では、絶対に遊ばない。​
歩道のない道は右側をあるくよ 一列で歩こうね

横断歩道の渡り方​

横断歩道は歩行者優先の場所ですが、注意も必要です。道路を横断する時は、なるべく信号機のある横断歩道を利用しましょう。

  • 1車道から十分離れた位置に止まります。​
  • 2まっすぐ手を挙げて、運転者に気付いてもらいましょう。​
  • 3車が止まってもすぐに渡らず、しっかり右・左・右を確認します。​​
  • 4渡り始めから道路中央までは、主に右(車が来る方向)に注意して渡ります。​
  • 5道路中央手前ぐらいからは、特に左側に注意しましょう。​
  • 6横断中も車のかげからバイクや自転車などが来ないか注意しましょう。​
  • 7​車の運転手と目を合わせ、自分に気づいているかどうか確かめましょう。

信号機のある横断歩道を横断する時も、左右の安全確認をしましょう。赤信号を見落とした車や、交差点であれば青信号で前方や後方から、右左折する車がいることもあります。

車が来ないか右・左、もう一回右を確かめてから渡ろう
こうつうあんぜん1年生!すごろく
小学1年生
交通安全すごろくで楽しく
基本的な交通ルールを学ぼう
point3

気をつける場所や
状況を確認しましょう

通学路で気をつけたいポイント

危険なポイントを撮影した写真や地図をもとに、通学路の危ない場所を確認しましょう。

1下車時

車から降りるときは、お子さまより先に降り、左右の安全確認をしましょう。また、子どもが降りるのは車の左側(歩道や建物側)と決め、ドアを開けるときも歩行者や自転車などが来ていないか確かめる習慣をつけましょう。

2車の近く

急いでいても車のすぐ近くを渡ると危ないことを教え、横断歩道を渡る、車のかげから他の車などが来ていないかよく確かめるように伝えましょう。

3見通しが悪いところ

道路に出るときは必ず止まり、右・左をよく確かめてから出ることを教えましょう。

4道路

歩道や路側帯のない道では右側を縦一列に並んで歩くことを教えましょう。

5友達を見つけた時

道路の反対側から友達を呼ぶと、飛び出し事故の原因にもつながります。友達を呼ばないように、また、自分が呼ばれても、駆け出さないことを教えましょう。

6右左折する車

交差点であれば、青信号で車が前方または後方から曲がってきます。車が来ないか確かめ、運転手と目を合わせるようにすることを教えましょう。

7駐車場

車を運転する人から子どもは見えないこともあるので、走ったりせず車の動きに注意することを教えましょう。

8ものかげ

車などの物のかげで遊ぶことがとても危ないことを教えましょう。

通学路で気をつけたいポイント

9赤信号

信号が赤の時に渡ることは交通ルール違反でたいへん危険な行為です。また、黄色信号や、青信号の点滅も横断を始めてはいけません。なぜ危険なのか具体的にお子さまに教えましょう。

10自転車

自転車に乗るときは必ずヘルメットをかぶることを教えましょう。大人がヘルメットをかぶり、手本となることが大切です。また、歩道を通行するときは歩行者を優先して、ゆっくりと 走ることも教えましょう。

11横断歩道

特に信号機の無い横断歩道では車やバイク、自転車などが来ないか良く確かめてから渡ることを教えましょう。

12踏切

踏切を渡るときは必ず一度止まって、安全を確認するよう教えましょう。さらに、警報器が鳴ったら絶対に踏切に入らず、線路から離れた安全な場所で待つことを教えましょう。

さぁ一緒に作ろう

つうがくろ あんぜんMAPの
作り方

作成にあたってのポイント

家から学校までの簡単なMAPが書き終わったら
通学路を一緒に歩いてみましょう。

  • 注意危険な場所では
  • 1お子さまの目の高さになって確かめましょう。
  • 2きけんマークのアイコン(シール)を貼り、
    「何が」「どのように」危ないのか具体的に記入しましょう。
  • 3写真を撮って確認しましょう。

MAPが出来上がったら繰り返し、見返しましょう。

「つうがくろ あんぜんMAP」を
作ってみましょう!

step1 step1
step1

MAPに家から
学校までの地図を
書きます

step2 step1
step2

家と学校の
アイコン(シール)
を貼ります

step3 step1
step3

MAPを持って
通学路を歩いて
みましょう

step4 step1
step4

危険な場所などに
アイコン(シール)
を貼りましょう

step5 step1
step5

危険な場所は写真を
撮って確認しましょう

※MAPに写真を貼ると注意するポイントがわかりやすいです

確認できたね

通学路の危険な場所で「何が」「どのように」危ないのか確かめることができました!
危険がないか、繰り返し確認・見直すことも大切です。