小学生の歩行中の交通事故の原因として「飛び出し」に次いで多いのが、「信号無視」です。信号が赤のときは必ず止まり、青であっても周囲の安全を確認してから渡るように指導しましょう。また、ドライバーによる歩行者の見落としもあるので、危険を予測する力も身につけさせましょう。
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お子さまと道路を歩き、大人が手本となって日常生活の中で身に付けさせましょう。
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バスやトラックなどの大型車が曲がるとき、後ろのタイヤは前のタイヤよりも内側を通るため、内輪差が生じます。そのため、車道に近いところで待つと左折する大型車に巻き込まれる危険があります。十分に安全なところまで離れて待つように教えましょう。
走ったり、友達とふざけたり、遊びながら渡ると車が近づいていることに気づかず危険な上、他の歩行者などの妨げにもなります。
青信号が点滅しているときに走って渡ろうとしています。
どのような危険が考えられますか?
横断中に信号が赤に変わり、走ってくる車とぶつかってしまう危険があります。
また、あわてていて転んでしまう可能性もあります。
信号が赤のときは車道から十分に離れて待つ。
青のときでも右・左・右を見て、車が止まったのを確認し、ドライバーとアイコンタクトしてから渡る習慣を身につけさせましょう。
また、青信号が点滅しているときは渡り始めず待ちましょう。
保護者がお手本となって繰り返し指導することが大切です。