交通安全!百科事典

保護者の方・学校教育関係者向け

幼児(お出かけ編)

お子さまと車で出かけるときは

車で出かけると、駐車場など車の出入りの多い場所をお子さまが歩いたりするほか、車内にもさまざまな危険が潜んでいます。
保護者の方はいつも以上に周囲の状況や行動に気をつけなくてはいけません。また、お子さまと車が多い場所でのお約束についても話し合いましょう。

チャイルドシートは必須

6歳未満の子どもが車に乗るときには、チャイルドシートを使用することが義務づけられています。
認定マークの付いているものを選び、体格にあったものを正しく使用しましょう。

子どもから目を離さない

好奇心旺盛な子どもは、すぐに一人で行動をしてしまう可能性もあります。
車から降りた後は絶対目を離さずに手をつなぎ、荷物の積み降ろしなどは車に乗せたまま行いましょう。

子どもを車に残さない

買い物や荷物の受け取りなど、たとえわずかな時間であっても、車から離れるときは子どもを車に乗せたままにしないこと。
暑さや寒さなどによって体調をくずしたり、連れ去りなどの危険もあるので、絶対にやめましょう。

一人歩きは絶対させない

幼児の一人歩きは大変危険です。特に駐車場やサービスエリアなどの車が多い場所では、たとえ目を離していなくても一人歩きをさせてはいけません。
手首を握ってしっかり手をつなぐか、安全な場所までは抱いて歩きましょう。

保護者の方々が車で出かけるときのルールを守ることも大切ですが、お子さま自身にルールを教えることも必要です。なぜ危険かを伝えた上で、一人で車から降りないこと、降りた後は保護者のそばを離れないよう繰り返し指導しましょう。