自転車乗車中の交通事故は、ときに自分がケガをするだけではなく、相手にケガをさせる危険があります。自転車乗車中は常に周りを確認することが大切です。
まずは、自転車は車両の一種であり、車と同じように交通ルールを守る必要があることを理解させましょう。
その上で、自転車乗車中のルールを理解させ、危険を予測して事故を未然に防げるように指導しましょう。
自転車は車両の一種であり、自転車を安全に利用するために最低限守らなければならない交通ルールがあります。「自転車安全利用五則」を通じて、基本的な交通ルールを伝えていきましょう。
自転車の交通事故を招く違反の約半数は、「安全不確認」「一時不停止」です。周りの安全確認が不十分であったり、一時停止の標識を無視するなどの行動が事故を招くことがあります。危険な運転がどのような事故を招くのか常に考えるクセをつけさせましょう。
道路交通法上、自転車は軽車両と位置付けられており、歩道と車道の区別のある所では車道通行が原則です。
※一部例外があります。
また、車道では道路の左端に寄って通行しなければいけません。
【罰則】3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金/2万円以下の罰金又は科料