

命にかかわる重大事故につながりやすい、
子どもの交通事故。
大切なお子さんの命を守るために、
私たち大人ができること。
家族で交通安全の大切さを
話し合ってください。
風見しんご

1962年広島市生まれ。歌手、俳優、タレントとして、テレビ、映画、舞台などで活躍。94年に結婚。07年、当時10歳だった長女えみるさんを交通事故で亡くした。17年に成人式を迎えるはずだったえみるさんへの思いを手記にした「さくらのとんねる 二十歳のえみる」(青志社)を出版。かけがえのない命の大切さを訴えながら、講演などを通じて交通安全啓発活動に取り組んでいる。
子どもたちの未来のために、
お伝えしたいこと
お子さまが低学年のうちは
特に注意を
歩行中の交通事故で亡くなる小学生のうち、
約6割が小学1・2年生。
これは小学校に入学して活動範囲が広がる一方で、
交通ルールや道路に潜む危険に対する理解が
未熟なことが原因と考えられます。

子どもの事故の多くは、
自宅近くで起こっています。
小学校低学年の交通事故の多くは、
自宅から500メートル以内で起こっています。
近所だからと安心せず、
見通しの悪い交差点や車両の通行が多い道路など、
危険な場所をお子さまと一緒に
しっかり確認しましょう。

小学生の交通事故の
約3割は登下校中
小学生の交通事故を時間帯で見ると、登校する7時台と、
下校時、または帰宅後の習い事や遊びに出かける15時台から17時台の間が多くなっています。
毎日通る道だからと安心せず、必ず交通ルールをしっかり守るようにお子さまに教えてあげてください。


監修:一般財団法人 日本交通安全教育普及協会