
- 風見しんご
- 1962年広島市生まれ。歌手、俳優、タレントとして活躍。
2007年、当時10歳だった長女えみるさんを交通事故で亡くした。
かけがえのない命の大切さを訴えながら、親子や高齢者向けの講演をおこなうなど幅広く交通安全啓発活動に取り組んでいる。
自分だけは、自分の家族だけは、
交通事故にあわない、
おこさないと
思っていませんか?
大切な命を守るため、
お伝えしたいことがあります。
命にかかわる重大事故に
つながりやすい、
子どもの交通事故。
子どもたちの未来のために、
お伝えしたいこと
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お子さまが低学年のうちは
特に注意を歩行中の交通事故で亡くなる小学生のうち、約6割が小学1・2年生。これは小学校に入学して活動範囲が広がる一方で、交通ルールや道路に潜む危険に対する理解が未熟なことが原因と考えられます。
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子どもの事故の多くは、
自宅近くで起こっています。小学校低学年の交通事故の多くは、自宅から500メートル以内で起こっています。近所だからと安心せず、見通しの悪い交差点や車両の通行が多い道路など、危険な場所をお子さまと一緒にしっかり確認しましょう。
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小学生の交通事故の
約3割は登下校中小学生の交通事故を時間帯で見ると、登校する7時台と、下校時、または帰宅後の習い事や遊びに出かける15時台から17時台の間が多くなっています。毎日通る道だからと安心せず、必ず交通ルールをしっかり守るようにお子さまに教えてあげてください。
いつまでも
安全運転を続けるために、
お伝えしたいこと
運転中にこんな不安はありませんか?
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夜の運転は周囲が
見えにくい -
雨の日の運転は不安
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初めての道を
運転するのは
なんだか怖い -
最近、遠くまで
運転すると
疲れる
こう考えてみてはいかがでしょうか
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夜は周りが見えにくいから運転は昼間だけにしよう
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雨の日は視界が悪いから運転は晴れの日だけにしよう
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遠出はやめて、
運転は近所のスーパーと
病院だけにしよう
このように、
加齢に伴う運転技能の不安を補うために、
ご自身の体調や天候、
道路状況などを考えて、
安全に運転することを
「補償運転(安全ゆとり運転)」
といいます。
少しの気配りと思いやり、
そして余裕をもって運転することで、
交通事故につながる危険性を
減らすことができます。
補償運転(安全ゆとり運転)の種類
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運転前に
運転制限
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- 夜間の運転をひかえる
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- 長距離の運転をひかえる
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- 雨の日の運転をひかえる
運転準備
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- 余裕をもった運転計画を立てる
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- 体調を整えてから
運転する
- 体調を整えてから
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- 車の点検をする
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運転中に
速度抑制
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- 以前よりスピードを
出さない運転をする
- 以前よりスピードを
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- 制限速度を守って
運転する
- 制限速度を守って
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- イライラしたり
あせったりせずに運転する
- イライラしたり
注意集中
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- 脇見をしないで運転する
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- ラジオ等を聞かずに
運転する
- ラジオ等を聞かずに
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- 考え事をしないで運転する
回避運転
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- 後ろから車がきたら
脇によけて先に行かせる
- 後ろから車がきたら
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- 狭い道で対向車がきたら
停止して待つ
- 狭い道で対向車がきたら
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- 危ない車や自転車には
近づかないようにする
- 危ない車や自転車には
-
-安全ゆとり運転で事故防止」