マネキンに15色のTシャツを着せて、
同じ条件のもと「見えチェック」で反射率と輝度を測定。
白や黄色などの明るい色は光をよく反射するため見えやすく、
黒や紺などの落ち着いた色は暗闇と同化してしまい
見えにくいことが分かりました。
※反射率は被写体の上半身(顔や肌の露出部分を含む)の平均値を算出。
※輝度は薄暮時(鉛直面照度50lx想定)、自動車からの距離約38mを想定して算出。
※歩行者の背景によっても見え方は変化するため、反射率の高さは必ずしも安全性を保証するものではありません。
「見えチェック」では、
服や身体に当たった光が
どの程度反射するかを表す
「反射率」を上半身と下半身で
それぞれ測定し、
光が当たっている箇所の明るさ
を表す「輝度」を算出することで、
薄暮時間帯での服装の“見えやすさ”を
診断します。
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グリーン背景で全身を撮影。
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距離と時間帯ごとの輝度を解析、
見え方をデジタルイメージで再現。 -
服装の見えやすさをA/B/Cの3段階で
判定した診断表をお渡しします。
診断表では距離や時間帯による
見え方の違いをデジタルイメージで再現。
薄暮時間帯の38m先のドライバーからの
見え方(輝度)をもとに“見えやすさ”を
A/B/Cの3段階で判定します。
また、57m先の薄暮時間帯・夜間の写真では
反射材を着用した際の見え方も再現します。
診断表を通じて、服や身体に当たった
光の「反射率」が高いほど
薄暮時間帯・夜間にドライバーから
見えやすい服装だと分かります。
JA共済では、
ドライビングシミュレーター搭載車両
「きずな号」を全国に4台配置し、
安全運転のアドバイスが受けられる
巡回型の安全運転診断を行っています。
今後は、来場者が輝度測定を体験できる
服装“見えやすさ”診断「見えチェック」ブースも
併せて展開し、ドライバーと歩行者の双方に
交通安全対策を心がけるきっかけづくりを
行っていきます。
※2022年10月より試験稼働、2023年4月より本格稼働(予定)
色違いの同じTシャツを着せた
マネキンの「反射率」と「輝度」を
「見えチェック」で測定しました。
色によってドライバーからの
見えやすさに差があることが分かります。
白や黄などの明るい色は光をよく反射する
ため薄暮時間帯・夜間でも見えやすく、
逆に黒や紺などの落ち着いた色は
暗闇と同化して見えにくい服装です。
明るい服装や反射材を着用することで、
遠くからでもドライバーに
気づいてもらいやすくなります。
反射材を身につけることで、
ドライバーからの見えやすさは格段に向上します。
日常シーンに合わせた
反射材アイテムを取り入れて交通安全を!
ビジネスやショッピングなどの服装には、
バッグやベルトに取り付けられる
小物アイテムで
自然なスタイルを。
お子さまとのお出かけや
ペットの散歩、
旅先などの服装には、
シューズなどに貼れる
反射材シートで
よりアクティブに。
薄暮時間帯・夜間の交通事故は
「自動車対歩行者」が約半数で、
最も多くなっています。
そのうちの約9割は歩行者が道路を
横断しているときに発生しています。
必ず左右の安全を確認して
横断歩道を渡りましょう。
無理は禁物です。
薄暮時間帯・夜間の事故防止につながる
「サポカー(安全運転サポート車)」の
技術も進歩しています。
早めの点灯が対向車や歩行者との衝突事故などを
回避することにつながります。
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※先進安全技術はあくまでも安全運転の支援であり、機能には限界があります。機能を過信せず、ドライバーの皆様が安全運転を心がけていただくようお願いいたします。 ※メーカー/車種によって、搭載されている先進安全技術が異なります。